全主婦の総意「見えない家事リスト」で話題 野々村友紀子さん 気がかりは「2丁拳銃」芸人夫は世に名を残せる!?【ラヴィー・ヒトミ対談】

#くらし 

元芸人で、現在は放送作家として活躍する野々村友紀子さん。お笑いコンビ「2丁拳銃」の川谷修士さんの妻でもあり、211個もの“見えない家事”をリストにした著書『夫が知らない家事リスト』(双葉社)で、世の“へとへと主婦”の話題をさらっています。

そんな野々村さんに、モデル・インタビュアー・通訳・占い師としても活躍するラヴィー・ヒトミがインタビュー。家事リストを作った理由はもちろん、夫を家事を誘導する上手な言い方、ご主人との相性、「2丁拳銃」への心配ごとまで聞いてみました。

ラヴィー・ヒトミさんと野々村友紀子さん。ご自身がテレビに講演に引っ張りだこでも夫のブレイクを願う日々!


夫婦喧嘩は理詰めで追い詰め…「ダンナさんすごく辛抱強い方ですよ!」


ラヴィー「元々は芸人さんだったそうですが、放送作家になったきっかけはあるんですか?」

野々村「芸人は7年くらいやっていました。解散後、数年間は一般事務のOLをしていました。でも、やっぱりお笑いに携わりたくて作家に転向したんです」

ラヴィー「野々村さんは動いていないとダメな人。1つの場所にじっとして、パソコンで作業したり、電話を取ったりというのは向いていない方なんです」

野々村「そうなんです、OL時代、毎日会社で同じ人に会うことがすごくストレスでした」

ラヴィー「いま、テレビや講演を通じて多くの方にメッセージを届けていますが、人に何かを伝える仕事は野々村さんの天職! 野々村さんの役割は、神様のメッセンジャー。人生の苦楽をちゃんと人に伝えられる人です。だから、『見えない家事リスト』などで主婦やママたちから共感を得ているのは、役目を果たしているということなんですよ」

野々村「そうなんですか!?」

ラヴィー「野々村さんはすごく愛にあふれた方で、自分のメッセージをきちんと伝えたい人ですが、言葉がガンガン出てきてしまうことも。思いを伝えたい気持ちはわかるんですが、相手からすると追い込まれてしまうので、加減を考えるといいですね。言葉によって人に影響を与えるのはすばらしいことですが、言葉で人を裁きすぎないように注意してくださいね」

野々村「夫とケンカした時も理詰めで行っちゃうんですよね。だから、逃げ場がなくなっちゃうことも」

ヒトミ「ご主人はお笑いコンビ『2丁拳銃』の川谷修士さんですよね。すごく辛抱強い方ですよ! もともと芸人仲間だったんですよね?」

野々村「夫は1つ下の後輩芸人でした。仕事の時などに話すようになったんですけど、映画とか漫画とか趣味が合って。何度か告白してくれて、そのたびにお断りしていたんですが、そのうちにお付き合いするようになりました」

ラヴィー「野々村さんは川谷さんのどんなところが好きですか?」

野々村「まず、辛抱強い(笑)。それと、私を受け止めてくれるところ、正しいと思ったことや、すると決めたことにぶれない姿勢でしょうか。自分にないところが好きなんです(笑)」

ラヴィー「お2人の相性としては、川谷さんがお父さん役、野々村さんがお母さん役になっていて、ばっちりです。でも、川谷さんはスタートが少し遅いんですね。人の3倍、4倍かかるので、野々村さんのようなしっかりした人に少しハッパを掛けられるくらいが合っています。ちゃんとスタートして、努力すれば世に名を残せる人ですよ」

「野々村さんと夫・川谷修士さん(2丁拳銃)の相性は抜群!」とラヴィー・ヒトミさん


膨大な家事、自分だけではさばけない…!話題の野々村流「見えない家事リスト」


ラヴィー「野々村さんと言えば、『見えない家事リスト』が話題になりましたが、なぜこのリストを作ったんですか?」

野々村「うちは夫婦とも働いているので、もともと家事は分担していたんです。洗濯や掃除は私、洗い物や換気扇のフィルター交換は夫という感じで、大きく数えたら半々くらいなんだけど、細かく1つずつ数えたら、自分の担当がけっこうあるぞ、この量は私1人ではさばけないぞ、と。

例えば、玄関の靴を揃えるとか、傘をたたむとか、誰かやらないと誰もやらない“見えない家事”ってたくさんあるんですよね。どのくらい分担の差があるか書いてやろうと書き始めたら、止まらなくなって(笑)」

ラヴィー「リストを突き付けられた時のご主人の反応はどんな感じでした?」

野々村「『今やってるのに、マルつけてみ』とリストを渡したら、あちこちに△をつけようとしたから、『△はつけんでええねん!』と言って。

そしたら、8個しかマルがつかなかったから、夫もびっくりしていました。『え、こんなにあるんや!』と。それから先回りしてやってくれるようになったので、よかったですね」

ラヴィー「女性は一連の流れでどんどん家事をしてしまいますが、男性は何をしたらいいのかわからないのかもしれないですね」

野々村「例えば、私が取り込んだ洗濯物をばーっとソファの上にいったん置いておいて、掃除機をかけたり、洗い物をしたりすると、洗濯物はずっとそのままなんですよね。『何か私のやり方があるのかな』と思われていたみたいで。

でも、リスト化したことで、畳んで、たんすにしまうまでが『洗濯』というのをわかってもらえたと思います」

ラヴィー「普通なら、こんなリストを突きつけたら大喧嘩になる夫婦や機嫌が悪くなるご主人も多いと思うんです。でも、野々村さんの言い方が『マルつけてみ!』とか、またユーモアたっぷりで。

人に『こうしたら、こう来る』というのを察知するアンテナがすごく敏感なんですよね。自分がどう言ったり動いたりしたらいいかよく見極められる方です」  

野々村「いろいろな反響があったんですが、『リストを見ただけで、こんなに自分ががんばっていると思えて泣きました』とか『夫には見せられないけど、リストを見たらスッキリ救われました』と言う声も多かったです」

ラヴィー「野々村さんが見えない家事をリスト化したことで、みなさん、自分がしんどい理由がやっとわかったんですよね。可視化されたというか。それだけでも、とても意味のあるリストだと思います」

“見えない家事リスト”について、男性からは「こんなにあるとは知らなかった」との声が一番多かったそう


ゴミ屋敷でなければ別にいいんじゃない!? 「手を抜く時は、手を抜くことに手を抜かない!」で気持ちがラクに


野々村「私も自分を追い込んでいた時期がありました。仕事も子育ても家事も完璧と思っていて、いい奥さんになろうとがんばっていたら、しんどかった。イライラして、結局、夫にしわ寄せが行ってケンカになったこともよくありました」

ラヴィー「『あれをせねば、これもせねば』って思い込んで、イライラしたり、自分を追い込んでしまう“ねばねば主婦”も多いですが、そんな時はどうしたらいいですか?」

野々村「私は、1度手を抜こうと決めたことでラクになりました。手を抜く時は、手を抜くことに手を抜かない! 食事は買う、掃除も洗濯もしない。最初は罪悪感があるけど、やっぱり楽なんですよね。ネットを見たり、漫画を読んだり、カフェに行ったり、飲みに行ったり、好きなことを好きなだけしました。そうしたら、ちょっと気持ちがスッキリして、家族にも優しくなれたんです」

ラヴィー「完璧を目指さなくていいんですね」

野々村「そうそう。友達はちょっと嫌だけど、親戚なら来てもいいくらいの部屋をキープできればいいかな、という気持ちで。オーケーラインを低くしておいて、できる時にはやればいいんですよ。

減点方式をやめて、加点方式にするんです。『あれもできなかった、これもできなかった』とマイナスに考えるんじゃなくて、『あれはできた、これはできた』と。

以前は『今日は仕事をしすぎて、家のことはできなかった』と思っていましたが、今は『今日は仕事をたくさんできたから、それでよし! 明日、家のことをやろう』と。プラス思考で考えたらラクになれました」

ラヴィー「『できない』と思ってイライラしてしまうことで、家族の誰かにしわ寄せがいくんですよね。その結果、自分に返って来る。『なぜあんな言い方しちゃったんだろう?』と後悔したり」

野々村「何が問題なのか、なぜイライラしているのか書き出すのもいいですよ。自分はそれが家事リストでした。家事をがんばってもがんばってもストレスがたまって、どうにかしようと思ってリストを作って、夫婦でじっくり話し合ったんです。ケンカでなく、プラスの話し合い。お互いの問題点を洗い出して、1つずつ解決していきました」

ラヴィー「うまく解決するコツはありますか?」

野々村「言い方には気を付けています。『○○してよ』でなく、『○○してくれたらすごい助かる!』というふうに。正直、腹が立つときもありますけどね(笑)。あと、夫の家事にダメ出しをしないこと。怒ったり、説教したりしないで、温かく見守りつつ、それで少しずつ気付いてもらえたらいいですね。

みなさん、理想が高すぎるんだと思います。そこを目指してしまうと、届かなかった時にイライラする。夫にそれを言うと『じゃ、やらんかったらええやん』と言われ、『じゃ、誰がやんねん』とまたイライラしちゃうんですよね。夫婦で想定しているレベルが違うから、わかり合えなくても当然なんですよ。

子供が大きくなった時に『うちはゴミ屋敷だった』と言われない程度でいいんじゃないですか(笑)」

「完璧な家事を毎日目指してたら、しんどい。1日くらい掃除しなくても誰も死なへん!」と、野々村さん


もっと売れてほしいのに…。唯一の心配ごとは『2丁拳銃』夫のブレイクはいつ!?


ラヴィー「ところで、ご主人の『2丁拳銃』の仕事のことは気になりますか?」

野々村「それはもう…。なるべく言わないようにはしてるんですけど」

ラヴィー「『2丁拳銃』のお2人、相性はすごくいいですよ。2人とも出世星を持っている方たちです」

野々村「出世星!?」

ラヴィー「いま、何か新しいことに挑戦するといいですね。今までとは違うことをやって、野々村さんのような第三者的に見られる人がアドバイスするといいかもしれません」

野々村「YouTubeなども考えているみたいなんですけど…」

ラヴィー「『まだまだなまけてる』というメッセージが出ています。やるべきことがあるはずなのに『まだいいかなぁ』と本気を出してない」

「2丁拳銃」はいま新しいことにチャレンジすると運気が上向きになるそう。今後のさらなる活躍に期待!


野々村「そうなんです! なぜか余裕なんです! 本人はがんばっているつもりなのかもしれないけど」

ラヴィー「『手を離すのは怖いけど、離したら、キャッチしてくれる人がいるよ』というメッセージも出ましたよ。これは、勇気を出して踏み出せば、ちゃんと次のステップに行けるよ、ということです。

野々村さんは積極的にチャレンジできる人ですが、ご主人はちょっと保守的で守りに入ってしまう人。(相方の)小堀(裕之)さんは、好きなことはすぐやるタイプですが、2人が一緒にやる気を出さないとダメです。

ご主人は道徳心がありすぎ、小堀さんはなさすぎと、2人のバランスはよくないですが、『やるべきことをやる』『現状に満足せず、1度挑戦してみる』『2人の歩調を合わせる』の3つを実行すると、完璧になりますよ!

あと、ご主人は、1人でじっくり考える時間を持つといいですね。それで、自分に必要なこと、足りないことがわかってくると思います」

タロット占いでいいカードが出て喜ぶ野々村さん


野々村「今日、帰ったらすぐに言います! それと、ありがたいことに、いま私も忙しくお仕事させていただいていますが、夫にとってそれがどうなのか、それによって夫の仕事や精神面に影響があるのかな、と気になっています」

ラヴィー「野々村さんが忙しく頑張っているのは、ご主人に売れてほしいという思いもありますよね。仕事に関しては、自分ではなく、『2丁拳銃』が売れてほしいと本当に思っている。

このまま粘り強く『2丁拳銃』のことを考えながら、自分のお役目、つまり、メッセンジャーを愛情を持ってやっていけば、お2人の仕事はいい方向に行くと思います。

ご主人は、将来性はすごくあるんです。あとは本人がやる気を出してやっていくだけ。そうしないとうまくいかなくなるんですよ、お2人の差がどんどん開いてしまって」

野々村「夫がのんびりしている暇はないんですね!」

ラヴィー「そうですね、野々村さんはお仕事にしばらく困らない、ご主人は野々村さんに助けられながら新しいことを始める、という調子で進んでいけば、母として妻として、作家として、これからもますますパワーアップされると思いますよ!」

野々村さんの忙しい日々の息抜きは漫画を読むこと、飲みに行くことだそう


ラヴィー・ヒトミより----

明るい春色の服装で現れ、取材場所の雰囲気をぱーっと明るくしてくれた野々村さん。

時折、大阪弁も交じったハキハキ、ズバズバとした口調はテレビで拝見するのと同じでしたが、その素顔は常にご主人や子供のことを考えている、愛にあふれた方でした。

テレビなどでは、家事リストを突き付ける“鬼嫁”の印象も世間にはあると思いますが、伝え方に工夫したり、旦那さまの家事には文句を言わないなど、全体を冷静に見ながら、相手に気持ちを伝えることのできる優しい方だと思いました。

これからも“神様のメッセンジャー”として、たくさんのことを伝えて、多くの方に共感される姿を楽しみにしています!

インタビュアー=ラヴィー・ヒトミ

編集協力=岡田知子(BLOOM)/写真=松本順子

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ラヴィー・ヒトミ対談一覧

野々村友紀子
芸人として活動後、放送作家へ転身。夫は「2丁拳銃」の川谷修士さん。現在はバラエティ番組の企画構成に加え、吉本総合芸能学院(NSC)東京校の講師、漫才執筆、アニメやゲームのシナリオ制作もするなど多方面で活躍中。2019年11月に「夫婦喧嘩は買ったらダメ。勝ったらダメ。」を出版。
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ラヴィー・ヒトミ(HITOMI)
幼少期からモデルを始め、14歳の時に小学館『プチセブン』の専属モデルでデビュー。19歳で単身カナダへ留学し、トロントの高校、短大、大学に通う。その後、トロントでモデル復帰。約10年滞在後、帰国。現在は、モデル・通訳のほか、ラヴィー・ヒトミの名で占い師としても活躍中。相談者と同じ目線で苦しい気持ちを理解しながらアドバイスし、各業界から定評がある。個人鑑定についてのお問い合わせは以下公式サイトから。
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