教えて!人気FP「8人家族 横山さん家のムダなし教育方針」【昭和脳をチェンジしてムダづかいにサヨナラ(3)】

#くらし 

テレビや雑誌で人気のファイナンシャルプランナー、横山光昭さんのご家族は8人家族。

お子さんが6人!ってことは、教育費もかなりかかっている!?

…と思いきや、実は横山家では教育費のムダはほぼゼロなんだとか!

その秘密、私にも教えてください〜〜

3回目(最終回)の今日は、横山さんに教育費について教えていただきます!

これからの「教育費」はこう考える!


「まず大前提として、子どもにお金をかけること=愛情じゃありません」と、ファイナンシャルプランナーの横山光昭さん。


教えてくれたのは▷横山光昭さん/ファイナンシャルプランナー

著作が120冊を超える人気FP。

人気により2020年1月より「横山光昭のFPコンサル研究所・オンラインサロン」をオープン。

はっきりいいます。子どもにお金をかけること=愛情ではありません


社会全般の話でいうと、高度成長期の日本は今よりも子どもに多くの教育費をかけていた印象があります。

「子どもにお金をかけることが親の愛情」という社会的なすり込みも強かったように思います。

でも今は、無理のないお金のかけ方でいいし、まずは子どもの意思を尊重しようという流れになりました。

いくら教育が大事といってもかけられる額には限度がある。

それは当然ですし、その事実を子どもに伝えることも大事な教育だと思います。(横山さん)

みんな高学歴&大企業を目指せ!だった「昭和」


習い事▶︎かつては「石の上にも三年」が美徳だった

習い事▶︎かつては「石の上にも三年」が美徳だった


ピアノや水泳を中心に、「みんながやっているからうちもやる」という感覚で習わせ始め、始めたからには長く続けることが、精神力や根性を鍛えるうえで大事とされました。

学歴▶︎かつては入学したらこっちのもの。まず〝いい大学〝に、だった

学歴▶︎かつては入学したらこっちのもの。まず〝いい大学〝に、だった


勉強していい大学に入り、大企業に就職するのが目標。

目標をクリアしたエリートたちが社会を動かしてきたのがこれまで。

当時の大学生には「入学したらこっちのもの」とばかりに遊びまくる人もいました。

就職先▶︎大多数が終身雇用。人生はイス取りゲームだった

就職先▶︎大多数が終身雇用。人生はイス取りゲームだった


男性にとって最初に就職した会社=定年までいる会社。

就職先で人生の勝ち負けが決まりました。

ちなみに女性の多くは優秀な男性に見初められるべく就職し、会社も花嫁候補としての採用が多いようでした。

家は単なる器だから便利が一番。ムダに見えを張らない「令和」


習い事▶︎change!嫌ならやめていい。ムダなコストがかかるから

習い事▶︎change!嫌ならやめていい。ムダなコストがかかるから


継続は力なり、といったかつての考え方は消滅。

習い事だって、無理やり続けさせてもお金のムダ。

やる気がないならやめて、その分貯畜したほうが将来のため、が令和流。

学歴▶︎change!みんな違っていい。大学がすべてじゃなくなった

学歴▶︎change!みんな違っていい。大学がすべてじゃなくなった


画一的で高学歴の学生をよしとする時代は終わり、知恵とコミュニケーション力で勝負する時代に。

好きな仕事を見つけ、それに即した教育を受けやすい時代になってきました。

就職先▶︎change!転職が当たり前。そのつどのがんばりが評価される時代に

就職先▶︎change!転職が当たり前。そのつどのがんばりが評価される時代に


就職すれば安泰、な時代ではない分、自身のライフスタイルの変化に応じて、転職しやすくなりました。

就職=ゴールではなく、年齢を問わず継続的な学びが求められるように。

まだまだある!こんな昭和脳もチェンジ


「昭和」


昭和▷「うちだけやらないのはちょっと…」が習い事選びの基本

「令和」


令和▶︎習い事は「好きなことを1つ」でいいと考える

いろいろ習ってもものにならなかった!は親世代が経験ずみ。

たくさんやらせて親子で疲弊するのはもったいない。

習い事は好きなのを1つ、がシンプルでいい。

「昭和」


昭和▷親世代が大学に行けなかった分、子世代は大学を目指した

「令和」


令和▶︎親のほうが高学歴!?大卒以外の選択肢も多々アリになった

かつては「親が大学に行けなかった分、自分が」と親孝行の意味もあった大学進学。

だが今は、学んだことが武器になりうるかが重要。大学進学にこだわらない人も増えた。

「昭和」


昭和▷「なぜ勉強するの?」「将来の安定のためよ」

「令和」


令和▶︎「なぜ勉強するの?」「自分の価値を高めるためよ」

高学歴だからといって必ずしも出世しないし、安定が保証されるわけじゃない。

でも個人の価値を高めるためには勉強が大切なことは昔も今も変わらない事実。

「昭和」


昭和▷より上に、より前に。成長を求めて苦しくなった

「令和」


令和▶︎教育の本来の目的は幸せになること。やり直しだって可能

文部科学省は2020年に社会人の学び直し(=リカレント)教育を強化すると発表。

一度つまずいた人も再挑戦できる社会基盤ができつつあるので、どんな場合も前向きになれる世の中になる!?

実録「横山家のムダなし教育方針」


【写真を見る】横山ファミリーは8人家族で子ども6人!


【横山ファミリー】

・父_横山光昭/ファイナンシャルプランナー

・母_ファイナンシャルプランナー

・子ども6人_理系長女(社会人2年目)・文系次女(大学4年)・芸術系三女(大学1年)・バスケ部四女(高校1年)・チアにハマり中五女(小学5年)・待望の男子!長男(小学2年)

子どもに身につけてほしいのは「生きる力」


私は教育熱心じゃないですし、わが家の教育方針を一文字で表わすなら「雑」(笑)。

だからきっと一流の学歴の家庭にはなりませんが、僕はそれでいいと思っています。

僕ら夫婦が教育上大事にしているのは、子どもに「生きる力」がつくこと。

生きる力とは、学力だけじゃなくて、選択力や決断力、人とうまくやる力などで、それは学校の勉強だけじゃ身につきませんよね。

あとは何かしらの生きる目標や好きなことが見つけられれば充分です。

うちには子どもが6人いて、教育費もその分かかっていますが、塾を選ぶときには費用の高い塾を選ばないとか、塾がすすめる講座でも本人のキャパを越えていたら受講しないとか、そのつど親子で考えます。

ですから教育費のムダはほぼゼロです。

まず大前提として、子どもにお金をかけること=愛情じゃありません


「まず大前提として、子どもにお金をかけること=愛情じゃありません」と、ファイナンシャルプランナーの横山光昭さん。


わが家では必要最低限の教育費しかかけていません。

そのかわり、子どもにはお金を与えるのではなく、お金に対する考え方を教えたり、一家の収入は家族みんなのものという考えの下、時々家族で一家の収入や将来の資金計画について共有する〝お金会議〟をやっています。

昔の「子どもにお金をかけるのがいい親」という発想は危険。

教育にお金をかけ過ぎると夫婦の老後費が減り、将来的に子どもの負担になるケースもあります。

習い事や塾を続けて3回休んだら本当に続けたいのか子どもに確認します


習い事や塾を続けて3回休んだら本当に続けたいのか子どもに確認します


「○○を習いたい」と子どもがいったら、基本的にOKします。

が、問題なのは、やる気がないのに続けて月謝がかかっている状況。

うちは大抵やめたいときは本人が自己申告してきたので助かったのですが、今後、下の子たちが嫌々通っていたら……3回続けて休んだ時点で「本当に続けたい?」と確認しますね。

でも3回待たなくても2回休んだらほかの姉妹がすぐに「もったいない」「やめたら」っていいそうです、うちの場合。

子どもが中学生のとき「塾に通いたいなら公立高校に進学してね。私立高校に進学したいなら塾はなしだよ」といいました


子どもが中学生のとき「塾に通いたいなら公立高校に進学してね。私立高校に進学したいなら塾はなしだよ」といいました


娘たちには中学生の頃から「高校に3年間通うのに学費がこのくらいかかるんだよ。

私立に比べて都立は学費が安いから、都立に行くなら、塾や習い事をするのもいいね。

私立は学費が高いから、行きたいなら塾や習い事はなしだよ」と伝えて選ばせていました。

自分1人にお金をいくらかけられるのか、子ども自身がしっかり自覚すると、塾も習い事もサボらない気がしますね。

大学は、もっと学びたい何かがある人が行く場所。学費は親が全額負担しません


大学は、もっと学びたい何かがある人が行く場所。学費は親が全額負担しません


大学って本人の意思で行く場所だし、僕は必ずしも大学に行かなくていいと思っています。

大学に行かないリスクもありますが、大卒なら安泰という甘い世の中ではもうないですしね。

それでも行きたいなら、かかる学費を子どもに調べさせ、そのうちどのくらいならバイト代で捻出できるのかを年度初めに聞くようにしています。

長女は大学時代、年間約80万円かかりましたが、毎年30万~40万円は自分で払っていました。

子どもが小さくても本人の意思を尊重します。○○やりなさい、行きなさい、というのは…まあムダでしょうねえ


「子どもが小さくても本人の意思を尊重します。」と横山さん。


習い事でも塾でも、本人がやりたくないことを強制しても、まあムダですよね。

僕自身も好きでいろいろやってるから、無理やり「○○やりなさい」という気持ちにはなれませんし。

大事なのはシンプルですけど、子どもの様子をよく見ていることでしょうか。

子どもが大きくなると、友達と遊ぶほうが大事、なんて時期もありますが、確かに遊びが一番の学びになると思います。

そんなときは本人の意思を尊重して、好きに遊ばせます(ゲーム以外)。

ほかにもムダなし横山家


ほかにもムダなし横山家


現在は賃貸の一戸建てに住んでいる横山家。

「家族が8人もいるので、現状では広さが必要です。

でも将来的に子どもたちが家を出て、家族の人数が減ったら、もっと小さい家でいい。

最終的には夫婦で老後に暮らすのにちょうどよいサイズの家を買えばいいと思っています。

地価は今後どんどん下がりそうですし、割安なときにキャッシュで買うのがいちばんトクですしね」。

また、お金をメガバンクに預けることはほぼしておらず、メインはネット銀行とネット証券に預けているそう。

「今、メガバンクにお金を預けても何も生み出しませんからね。

今後は銀行に預けるだけで手数料などがかかるようになるでしょう。

預けっぱなしは最小限にして、投資を中心に、お金にも働いてもらっています」

「あ~あ令和ってせちがらいなあ」って思いがちですが、自由や個性が認められるいい時代でもある。

私は令和の考え方も好き。

(編集部 永木より)

【レタスクラブ編集部】

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