力みなぎる希望の朝、過去問を解いてみた…が ただの主婦が東大目指してみた(20)
とりあえず、文科系に必要な28年度の前期試験の問題をひととおり印刷した。
得意科目で散々な結果だったら、ショックすぎるから……
ちょっと苦手な数学から始めるか。
……解けそうなやつをとりあえずやってみるか。
昔得意だったはずの微分積分ですら、完問できそうにないぞ。
……ちょっとスマホでヒントを見よう。まだ受験生1日目だし。
……は?
アラサーになって脳みそが老化してるから? 問題が難しすぎるから?
1時間も集中すると頭がぼんやりしてくる。
……やめだ。
ぼうっとしながら勉強しても全く身につかないし、まだ受験生1日目だし。
さ、仮眠をとってリフレッシュしよう。
そしてその日は引越しの準備も全くせず、数学の大問3の(2)まで解いて終わってしまった。
くずピッピに付ける薬は、志や夢じゃないようだ。
残り少ない貴重な一日だったのに。
思い返してしばいてやりたくなったよ。
著=ただっち/「ただの主婦が東大目指してみた」(フォレスト出版)
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著者:ただっち
現役・東大院生。英語学習カウンセラー。ブログ『ただの主婦が東大目指してみた』が、開始後5ヶ月で1日最高28万PV、月間450万PVを記録。結婚を機に専業主婦になったものの、東大大学院の受験を決意。著書に『ただの主婦が東大目指してみた』(フォレスト出版)、『東大「ずる勉」英語 〜3ヶ月で赤門くぐった「超効率」学習法〜』(ぱる出版)。
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