3人の子供をかかえコロナ不安…。花、野菜を育てることで気持ちが楽に【体験記】

◆プロフィール
パニックのママ(40歳女性)
中学生、小学生、幼稚園生、三児の母親です。
コロナウイルスの影響で休校休園となり、子供たちが自宅で過ごすようになってもう2カ月近くたちます。コロナウイルスに関連したニュースなどを見ると恐ろしく、子供たちに正しい手洗いを教え、うがいをさせ、こまめに掃除消毒をするなど、できる限りの感染対策を講じています。
1日三食の食事作りにその片付け、いつもより散らかり汚れる自宅の片付け掃除、子供たちの学習フォローなど一日中忙しい上、見えないウイルスへの不安がとても辛いです。
最近、夕方になると心拍数が上がって頭が働かなくなります。パニックのような状態になって、夕ご飯を作るのに倍の時間がかかってしまいます。毎日きまって同じ時間帯にそのような症状に襲われます。
子供たちも不安を感じていているのか夕方にはくたびれて、喧嘩をしたりゲームをやり続けたりしてしまい、私はその状況をどうすることもできずにいます。
そんな毎日の中、何かのきっかけで幼稚園の息子と野菜や花の種をまこうと思い立ち、種を買ってきました。
苗を買って育てたことは何度かありましたが、種は初めてです。せっかく親子の時間が長くとれる期間でもあるし、今はちょうど夏野菜や夏の花の種を撒く季節です。ひまわり、トマト、ナス、きゅうり、オクラの種をまきました。
毎朝、息子と水やりをして、まずトマト、きゅうり、それからオクラが芽を出しました。
水やりをしながら息子と毎日観察をします。
芽がでたことや成長に気づくと、息子だけでなく私自身もとても嬉しいのです。
たくさんのことを自粛して、我慢している生活の中で、すくすく育つ野菜の存在がこんなに嬉しいものなのか、と自分でも驚きました。
息子にとっても、水やりと観察という毎日のルーティンができたことや、それを私と一緒に喜ぶことが気持ちを安定させてくれているように思います。
いつの間にか、夕方のパニックのような症状も少し治まってきました。
この前代未聞の状況に慣れることはできないけれど、小さな楽しみを一つ見つけることができたことが、イライラばかりの日常の中で小さな支えになっています。
種をたくさん蒔いたので、息子はこの状況が落ち着いたら成長した苗をお友達におすそ分けするのを楽しみにしています。
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