コロナの影響で2カ月収入ゼロ、この危機をどう乗り越えれば?【お悩み相談】

#くらし 

夫との関係、義実家との付き合い、仕事やキャリア、ママ友などの人間関係……。毎日がんばって生きていると、悩みは尽きませんよね。そんなお悩みに、専門家がアドバイス。

今回は収入がゼロになってしまったという「揚げパン食べたい」さんのお悩みです。

 


◆相談者プロフィール

揚げパン食べたい(52歳女性)

どこへも行けないと思うと、やたらとどこかへ行きたくなります。

お悩み相談


私は音楽教室でピアノ講師をしています。週に3日稼動していて、月に約8万円ほどの収入になります。半分は貯蓄に回し、残りのそのまた約半分は生活費に消え、残った2万円ほどが私のお小遣いになります。

使い途は美容院でのカットやヘアカラー、化粧品などのほかに友人とランチ、数カ月に1度の飲み会などです。

夫の会社で社内預金を月に5万円ずつしています。利率が良いのですが、おろすのに手続きが必要で、かつ申請から振込みまで2カ月以上かかるので、よほどまとまったお金が必要なときにしかおろしません。過去に上の子と真ん中の子の大学進学費用のためにに2回おろしたことがあるだけです。

なので、生活費の不足分は私の収入から回すことになります。

まとまったお金でいうと、昨年春にエアコンが壊れ、リビングとほかの2部屋の計3台を購入したとき、私の貯蓄で貯まったお金でなんとか乗り切りました。何年かに1度ある、電化製品の買い替えや車の車検費修理費なども、私の貯金から出すので、貯まってはなくなり、貯まってはなくなりの繰り返しでなんとかやっています。

ところが、新型コロナウィルスの影響で自粛要請により、3月からレッスンができなくなりました。

丸々2カ月収入がゼロになり、5月以降もどうなるのかはっきりしていません。貯金がないわけではないので(夫の社内預金)、直ちに困ったことにはなりませんが、それでも無収入なのは精神的にも落ち着きません。

2月の終わりからは美容院へは行かず、カットは諦め、白髪染めはドラッグストアで購入して自分でしました。できるだけ節約するよう心がけてはいるのですが、気持ちに余裕はありません。

今春高校を卒業して地方の大学へ進学予定の息子もコロナの影響でまだ家にいて、アルバイト先も見つからずニートな状態です。

現在の私の貯蓄残高は数万円程度で、息子の下宿代、引っ越し代を考えるとため息しかありません。早いうちに夫の社内預金の申請をするべきかと思うのですが、なるべく手をつけたくない気持ちもあります。

これから、この危機にどう対策をたてていけばいいでしょうか?

固定費削減とガス抜き予算でコロナと戦える家計に


コロナ禍によって社会が大きく混乱している現在、どのご家庭も厳しい状況にあるものと思います。

先の見通しが非常に悪いためクリティカルなアドバイスが出せず申し訳ないのですが、ひとまず「固定費見直しによる家計のスリム化」と「ガス抜きのための予算確保」を心がけてみるのはいかがでしょうか。

この状況がいつまで続くか分からない以上、月々の支出は「削減された状態の収入」の中におさまるようにしておいたほうが安全です。

とはいえ、食費や雑費など変動費の削減はストレスに直結しますので、まずは光熱費や通信費、保険料など固定費の削減ができないかネットでチェックしてみましょう。

生命保険は解約返戻金があるものも多く、見直しによって急場を凌ぐ一時金を確保できる可能性もあります。

また、人の「我慢」はお金と同じように有限ですので、長期戦が予想されるこの戦いでは我慢しすぎないことも大変重要です。

安全対策を打ち出している美容室も増えています。そういったお店に行ったり地元の飲食店のテイクアウトを利用するなど、意図的なガス抜きのために使える予算を小額でも確保することで、精神的な余裕を持てるようになるはずです。

ちなみに、現在進行形でセーフティネットとしての施策もいろいろと整備されつつあり、すでに利用できるものもあります(経済産業省のサイトから概要のまとめや問い合わせ先をチェックできます)。

お子様の引っ越しに利用できるものがあるかもしれませんし、こうした情報を調べておくだけでも気持ちが楽になるかもしれません。

希望の見えにくい毎日ですが、いつかこの状況を脱するときが来ることを信じて、冷静さを失わないよう頑張っていきましょう。

◆回答者プロフィール

ノラ

家計総合アドバイザー。ライフプランの作成から日々の節約のコツまで、これまで300件以上の家計に関する相談を解決。FP2級、住宅ローンアドバイザー資格有。

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