「立派」を強要し、そうでないと「がっかりだな」という義父【お悩み相談】
お悩み相談
義父は「立派であること」「一番であること」が大好きです。サラリーマンだったのですが50歳のときに独立して起業し、順調に業績を伸ばしているデキる人である義父は、70歳を過ぎた今でも仕事をしていています。
そして、実の息子である私の夫にも、孫である私の息子にも立派な人間であることを求め、会えばそのような話題ばかりです。
夫は去年転職したのですが、「せっかく出世コースだったのに」「せっかく名の通った会社だったのに」と大激怒でした。
近所の人にも「息子は一流の会社に勤めて…」など自慢していたようなのです。夫なりにやりがいや将来を見据えてよく考えて転職したのですが、その思いはいくら話しても聞く耳を持ちません。
夫も「どうせ分かってもらえないし」と転職の相談は一切しませんでしたし、義父の激怒もそれほど気にしていません。
しかし、私は義父のしつこい「がっかりした」の話題にモヤモヤしてしまいます。
息子にも会えばすぐに勉強のことや習っている野球のことを根ほり葉ほり聞きます。「良い成績じゃないと」「エースでレギュラーじゃないと」とすごい存在、一目置かれる存在を求めてくるのです。
息子が「一番じゃない」旨を伝えると「なーんだ」とか「残念だな」と心底ガッカリした顔をするので息子が可哀そうに思います。
息子は自分が一流じゃないと好きでいてもらえないと思っているようで、義父にはまったくなついていません。というか、嫌われていると思っているようでどこか義父に遠慮していますし、義父の質問攻めに、申し訳なさそうな表情で小声で答えているのが不憫でなりません。
夫は義父の前ではそれとなく息子のことを褒めたり頑張りを認めるような発言をしてくれていますが、私としては物足りません。ハッキリと義父の価値観を否定してほしいと思ってしまいます。
一番であることが人として優秀とは思えません。人それぞれ考え方が違うのは仕方ないですが、息子や夫などの身内にそんな言い方をしてガッカリしたよう表情をするなんて、性格が悪いと思います。
義父は昔から外車が好きですし持ち物もブランドものが好きだったので、世間から価値があると思われているものや目立つものが好きなのでしょう。
今からでも義父の考え方は変わるのでしょうか? 会うたびにイライラします。
聞きたくないことはどんどん聞き流していきましょう
普段から上から目線で、否定的な言葉を浴びせられるお子様を見ているだけで、母親からすれば辛いことですよね。
長年にわたって築きあげられた固定観念。70歳を過ぎてもお元気に仕事をしていらっしゃるお義父様ですから、お義父様の考え方を覆すことは恐らく不可能に近いことだと思います。
しかし、自分を変えることができても、他人の考え方は変えられません。
ですので、自分の感情をコントロールして感情的に物事を受け取らないようにすることがポイントです。
お義父様が何か話していても、「内容に感情を挟まない。言葉を右から左へ流して忘れる」など「見ざる聞かざる言わざる」を心のお守りとしてみてはいかがでしょうか。
「いつものこと」となにも考えず聞き流せるようになるといいですね。
◆回答者プロフィール
汐見くましろ
アドバイザー。夫婦間のトラブル、離婚相談、恋愛相談、友人、ママ友、仕事関連のお悩み等、 人間関係に関する相談が得意。 「自分が楽になれるライフスタイル」を作る方法や、気持ちの切り替え方についてもお伝えします。
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