夫よ、そんなキラキラした目で私を讃えないでくれ ただの主婦が東大目指してみた(21)

#くらし 


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記念すべき受験生1日目は、

勉強時間は1時間未満。そして全く引越しの準備もせず、夕食の準備はレトルトカレーを適当にアレンジしてそれっぽくして、

【画像を見る】ただの主婦が東大目指してみた


罪悪感のせいか一応東大にまつわるネットサーフィンだったけど、これはただの現実逃避だ。

まぁでも、最後の晩餐として今日だけは許容しよう。

……そんな感じで思い切り開き直っていた。

おっと、ちゃーくん(夫)からラインだ。


ラインが来たということは、30分前後で帰ってくる。

今日の勉強量はまぁ聞かれないだろうけど、引越しの準備はサボり具合が絶対バレる。

あんなに譲歩してもらって東大の受験生になったのに、このままでは


い、いそいで頑張った感を出しておくか。

喧嘩になるのはもうごめんだ!


マッハで段ボールを3箱くらい組み立て、本棚にある本を詰め込み、引越しの準備を頑張った感を出した。

最も目に入りやすい本棚の本が無くなると、かなり準備が進んだような、そんな錯覚が起きるはずだ!

……

そしてちゃーくんが帰って来た。

20分フルで動いたから流石に汗びっしょりだよ。


うっ……


ちゃーくん「そうなんだ!」

「すごい!」


やめて。そんなキラキラした目で私を讃えないでおくれ。

自分のクソ味が体に染み渡って苦しいよ。

明日は胸張って、頑張ったって報告できるようにちゃんと”未来の東大生”になろう。

著=ただっち/「ただの主婦が東大目指してみた」(フォレスト出版)

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