ドキドキの自己採点、激甘にしても超玉砕 ただの主婦が東大目指してみた(22)
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1週間かけて、東大の二次試験の過去問1年分を解き終えた。
勉強の他に家事と仕事があるとはいえ、このペースは受験生としてありえない遅さだ。
でも久しぶりにとても頭を使ったし、問題は本気で解いた。
1週間の中身はすんごくクソだけど、
フゥ。
ドキドキしてきた。
だって
記述式だから、採点が大変だ……
昔高校生の記述模試の英語の採点のバイトをしてたから、英語に関してはまぁまぁ正確に採点できるけど。
他の科目は概ね正解してたら良しとしよう。とりあえず初回だし。
そんな感じの言い訳をしながら、激甘な自己採点をした。
東大に合格するにはセンター試験で約9割とり、さらに二次試験で6割くらいの点数が必要だ。
さて、わたしの点数は、多めに多めに多めに見積もって
だめだこりゃ。
マーク式と違って、ふわっとした知識じゃ解けないよ。
ていうかこの記述もこのレベルだと、センター試験9割も普通に無理じゃねぇか。
そしてその夜、ちゃーくんに採点結果をそのまま伝えた。
ちゃーくん「別に東大目指すの、いつ辞めてもいいからね」
「辞めたって俺はどうも思わないし」
「頑張ろうとしただけでも偉いと思うよ、俺は」
私の東大受験の結果は参加賞になる……?
確かに今諦めれば、無駄な時間を過ごさずに済むかもしれないね。だけど、いま諦めたら諦めグセがつきそうだ。
いや、諦めグセならまだいい。
一度きりの人生なのに、自己実現のために本気で頑張ることすらなくなってしまいそうで
大口叩くとすごく頑張れるけれど、諦めるのが怖くなる。
著=ただっち/「ただの主婦が東大目指してみた」(フォレスト出版)
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著者:ただっち
現役・東大院生。英語学習カウンセラー。ブログ『ただの主婦が東大目指してみた』が、開始後5ヶ月で1日最高28万PV、月間450万PVを記録。結婚を機に専業主婦になったものの、東大大学院の受験を決意。著書に『ただの主婦が東大目指してみた』(フォレスト出版)、『東大「ずる勉」英語 〜3ヶ月で赤門くぐった「超効率」学習法〜』(ぱる出版)。
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