諦めたくないから… そうだ、キャンパス見学行こう! ただの主婦が東大目指してみた(23)
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東大に半年で合格してやるー!
そんな大口叩いてこのザマか?
諦めるのはすごくダサいけれど、別に悪いことではない。
だって本来は“主婦”という役目があって、“夢”はプラスアルファなんだし。
じゃあ私は何がイヤなんだ? 何を恐れている?
これしかない!……と思って決心した東大受験。そんな
落っこちちゃったら出てこれなくなって、自分の中に何も求めなくなるし、期待もしなくなる。
そして結婚前までの私のように、きっと自分以外の何かに依存するようになる。
それは、
別にそれも楽しいんだけれど。
依存相手のちゃーくん(夫)がいない時や、依存対象に飽きた時、出来ない時、そこには何もなくて、
虚しさを感じるときは、指の皮膚めくりがとっても酷くなってしまう。
何かに熱中しないと、何かに依存していないと、自分は何のために生きてるのか分からなくて、辛くなる。
どうせなら何かに強烈に依存するなら、自分自身の中に依存し続けて生きていきたい。
だからここで転落して、自分が諦めやすい人間だというレッテルを貼ってはいけない。
全力で最後まで頑張ったけどダメだった。それなら別に構わない。
よし、
……モチベーションを上げるために、一度キャンパス見学をしようか。
東大のホームページを見ていると、こんな情報が入ってきた。
興味のある分野の研究科……
説明会は最後みたいだし、一応行っておこうかな。行く理由にできるし。
ただっち「ちゃーくん」
「今週東大の説明会なんだけど、東京に行ってきていいかな?」
まだ関西に住んでいたから、東京に行くにはそこそこお金がかかってしまう。
一家の大黒柱の許可が必要だ。
ちゃーくん「いいけど・・・」
なぜ?
著=ただっち/「ただの主婦が東大目指してみた」(フォレスト出版)
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Information
著者:ただっち
現役・東大院生。英語学習カウンセラー。ブログ『ただの主婦が東大目指してみた』が、開始後5ヶ月で1日最高28万PV、月間450万PVを記録。結婚を機に専業主婦になったものの、東大大学院の受験を決意。著書に『ただの主婦が東大目指してみた』(フォレスト出版)、『東大「ずる勉」英語 〜3ヶ月で赤門くぐった「超効率」学習法〜』(ぱる出版)。
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