【#ステイホームの現実】子どもを適当にあしらう自分に罪悪感も…子どもを見ながらの在宅勤務で学んだこと

#育児・子育て 

緊急事態宣言は全国で解除されましたが、新型コロナウイルスの影響で学校や保育園が休校休園になり家事や育児を担いながら在宅勤務をしていた人は多いのではないでしょうか。

在宅勤務中の主婦の皆さんにオンライン座談会をしてもらうと、全力で子どもに向き合えず罪悪感にさいなまれるという声も。在宅勤務と家事や育児の両立でどんな葛藤を抱え、どうこなしていたのか、またそこから得られたこととは?(オンライン座談会は5月中旬に行いました)


《オンライン座談会参加者》

Kさん:夫婦共に会社員で共に在宅勤務中。子どもは小5、年長。関東在住。

Oさん:夫婦共に会社員。妻は在宅勤務、夫は出社あり(帰宅は早め)。子どもは小4、2歳。義母と同居。関東在住。

Tさん:夫婦共に会社員。妻は在宅勤務、夫は午後から出社。子どもは年中、1歳。関東在住。

Yさん:夫婦共に会社員。妻は在宅勤務、夫は出社と在宅勤務半々。子どもは小2、年中。関東在住。

Uさん:夫婦共に自営業で共に在宅勤務中。子どもは小4、小1。関東在住。

ママみてみてコールが止まらない…在宅勤務と育児の両立は難しい


Uさん


Uさん:皆さん在宅勤務中ということですが、在宅でどんなふうにお仕事をされているんですか?

Kさん


Kさん:今はリビングで子どもの相手をしながらパソコンに向かっている毎日ですが、子どもってママがいると永遠に話しかけてくるんですよね。できるだけ相手をしてあげたいけど、集中してるときに話しかけられても反応してあげられなくて辛いです。

Oさん


Oさん:私もリビングが仕事場です。小4のお兄ちゃんは言い聞かせることもできるけど、2歳児は到底無理で全く仕事にならないです。静かにしてほしくて仕方なくタブレットで動画を見せてたんですけど、静かすぎると思ったら急に熱を出してぐったりしてたんです。子どもの体調の変化って本当にあっという間。近くにいたのに気付いてあげられなかったことがショックでした。

Tさん


Tさん:子どもが小さいうちって目を離していい時間が本当にないんですよね。ちらちら見ておかないと命の危険にもつながります…。この間はうちの1歳児がいつの間にか棚によじ登っていて、気づいた瞬間「ママ見てー!」って大ジャンプ。幸い怪我はなかったけど「痛いー!」って大泣きで大変でした…。

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Tさん


Tさん:年中のお姉ちゃんはある程度ひとり遊びもできるんですけど、折り紙とか工作遊びはまだひとりじゃ難しいから、結局私が仕事の手を止めて一緒に見てあげないといけない。その繰り返しで仕事も育児も中途半端にずるずるしちゃてます。

Yさん


Yさん:子どもって常に全力で向き合うことを求めてくるから、ママにやる気がないとすぐにバレるんですよね。全力を求めてくる子どもを適当にあしらい続けていると、罪悪感で自分が辛くなってきちゃう。今は状況的に仕方ないんだけど、こんなに相手ができてあげられなくていいんだろうかとか、つい自分を責めてしまいます。

家じゅうに散乱するブロックとウルトラマン人形。仕事の合間に一緒に組み立ててます。


あと少しだけ…で気づけば生活リズムが…! 在宅勤務で学んだ仕事の効率化


Kさん


Kさん:在宅で仕事をしてるとご飯の時間にきっかり仕事のキリがつくとは限らないじゃないですか。はかどる時にやっておきたい気持ちがあるから、ご飯のために切り上げるのがもったいなくてつい仕事を続けてしまうんです。結果、夕飯が遅くなり、朝起きるのも遅くなり、その後の食事時間も少しずつ遅くなる。

Uさん


Uさん:実際、在宅勤務だと目に見える成果を出そうと頑張り過ぎて、サボるどころか働きすぎてしまう人が多いんだそうですよ。優先順位をつけて、就業時間内にできないものはできない!と区切りをつける勇気も必要ですよね。そのほうがトータルで見たときの効率は上がっている実感があります。

Oさん


Oさん:効率化といえば、オンライン会議が当たり前になって、対面でないといけないという意識が変わりました。対面だと移動時間を計算してスケジュール調整が必要でしたが、今後は効率よく会議や打ち合わせが入れられそうです。

Yさん


Yさん:画面共有が簡単にできて、会議室でモニターに映すといった煩雑な作業がないのも革新的でしたね。今後子どもの病気などで出社できなくても会議には参加できると思うと心に余裕ができますね。

Oさん


Oさん:会えないのが前提なので、これまではまずは挨拶をしてから案件を相談しなければ、と思っていたような他の部署の会ったことがない人にも、躊躇なくメッセージを送れるようになりました。

Tさん


Tさん:お互いの家の様子が見られることで、親しみやすく感じて構えず話せたりもしますよね。今まで余計な心理的な障壁があったのかも?と気づきました。

不自由さから学んだ「完璧」を手放すということ


Kさん


Kさん:うちの会社では、休校・休園等で通常どおりの就業が難しい人への対応として、育児をしながらの勤務が許可されています。ありがたく制度を利用して、「子どもにお昼を食べさせるのでこの時間は会議を入れないでください」といったお願いをすることも。今まで、子どもがいることで業務に支障が出てはいけない!と強く思って独身時代と同じ働き方を自分に課していたのですが、臨機応変に変えていけばいいのでは、と考えるきっかけになりました。

Tさん


Tさん:うちの会社も同じ感じです。最初は業務中だからと遠慮していたのですが、最近は「子どもが暴れているので散歩に行ってきます!」と宣言してから出かけられるようになりました。子どもが寝ている深夜と早朝の時間に集中して仕事を進めて業務に支障が出ないようにしているので、これまで以上に優先順位をシビアにつけられるようになりました。これは今後の業務に生かせそうです。

Oさん


Oさん:チーム全員似た年齢の子どもがいるので、オンライン会議に子ども乱入…なんて事態も会社のみんなで優しく見守る雰囲気があります。子どもが騒いでる時は音声をミュートにして、後でチャットでフォローしたり。お互いの子どもの存在を再認識することで、今後も何かあった時に、心から「お互い様」と思えるようになった気がします。

Kさん


Kさん:そういえば社外の方との打ち合わせでも、先方のお子さんの乱入シーンがありましたよ。お互い大変ですねって急に打ち解けて、その後の会話も弾みました。

Yさん


Yさん:「完璧でなくても許される」というのは、気持ちを楽にしてくれますよね。弱みを見せないようにしなければと思っていましたが、子どもを見ながら在宅勤務をしたことで、こちらの状況を周囲に伝えるのは大切だと実感しました。

新型コロナウイルスによる在宅勤務を経て、これまでの職場の当たり前を見直したり、自分の仕事に対する価値観や、職場の同僚に対する見方が変わったという人も。

緊急事態宣言は解除されましたが、今後も個人の事情に合わせて引き続き在宅勤務を取り入れる会社が増えていきそうです。従来の「当たり前」や「完璧」にとらわれずに、より幅広い働き方を容認する世の中になっていくことが、生きやすい社会につながるのではないでしょうか。

コロナ禍で多くの人が在宅勤務を経験したことがそのきっかけになるといいですね。

文=宇都宮薫

連載:#ステイホームの現実

この記事はレタスクラブニュースとYahoo!ニュースの共同企画記事です。新型コロナウイルスの影響で自宅で過ごす時間が増えています。自宅で時間をかけた料理に挑戦するなど、「丁寧な生活」の提案も増えていますが、実際にはそんな生活ばかりじゃない。外出自粛生活「ぶっちゃけ」どうしていますか――?在宅勤務・休校中の家の中で起きていることや、それに対するリアルな声を、不定期で配信します。

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