#ステイホームでストレス増だったのはママ? パパ? 知っておきたい、これからのwithコロナ時代を乗り切る在宅TIPS
外出⾃粛でストレス増が6 割。男性よりも⼥性のほうがストレス大!
積⽔ハウス株式会社 住⽣活研究所は全国で外出⾃粛が広がる中、その⽣活実態についての緊急アンケート調査「在宅中の家での過ごし⽅調査」を、全国の20〜49歳の⼩学⽣以下の⼦どもがいる男⼥300名(男性150 名、⼥性150名)を対象に2020年5 ⽉に実施しました。

在宅時間増加により、ストレスが増えた⼈は全体で60.7%。半数以上がストレス増加しています。


男⼥別では男性:51.3%、⼥性:70.0%と⼥性のほうが20%近くもストレス増加傾向が⾼いという結果に!
夫婦どちらかが在宅勤務をしている家庭は全体のおよそ半数(47.0%)。アンケートに回答した本⼈が在宅勤務をしている⼈(29.3 %:調査対象 88 ⼈)を対象に、在宅時間が増えたことで不満に思っていることについて聞くと、
1. 運動不⾜(37.5%)
2. 家庭でのストレスが増える(23.9%)
3. 家計の出費が増えた(22.7%)
4.家事の量が増えた(20.5%)
5.自分の自由な時間が減る(19.3%)
などがあがっています。
特に、家事量の増加については、⼥性が39.1%なのに対し、男性は13.8%。なんと、1/3程度という結果に!
やっぱりママたちのほうが家事負担が増えたと感じ、それがストレスの原因になっているようです。
実際に、レタスクラブニュースで行なった「#ステイホームの現実」という連載企画でも、
「うちは夫婦共に在宅勤務なんですけど、リビングで子どもをみながら仕事してる私に対して、夫は自分の部屋に完全に閉じこもったきりなんです。1日中子どもの相手をしながらなので自分の仕事も中途半端な状態です。正直家事まで手が回らないですよ」
「うちの夫は部屋が散らかっていても全く気にならないみたい。私は子どもを汚い部屋で過ごさせるのは嫌だから毎日掃除するんですけど、なんで私だけ?って気持ちになることがあります」
という声が寄せられていました。
今後も在宅勤務を望む⼈は 8 割以上
とはいえ、現在在宅勤務中(調査対象88 名)のうち、今後も在宅勤務をしたいと回答した⼈は86.4%。
8 割以上の人が在宅勤務を望んでいることが分かりました。

在宅時間が増えたことで良かったと思うことについては、「時間に余裕が持てる」が50.0%、「通勤時間を気にしなくて良い」が45.5%、「家族とのコミュニケーションが増えた」「⼦どもとゆっくり話すことができる」がそれぞれ39.8%。
時間的な余裕が⽣まれたことと、家族とのコミュニケーションが増えたことなどに在宅勤務のメリットを感じていることがうかがえます。
課題はあるものの、在宅勤務にはメリットを感じている⼈が多いようです。
そうなると、第1波を乗り切った現在、今後やってくるであろう第2波に備えて考えたいのは〝withコロナ時代〟の新しいライフスタイル。
柔軟に対応し、家で幸せに過ごすためにはどうすればいいのでしょう?
STAY HOME わが家を幸せにする5つのTIPS
「住めば住むほど幸せ住まい」を研究する住⽣活研究所では、「STAY HOME わが家を幸せにする5 つのTIPS(※)」を発表しています。
※TIPS:ヒント・コツ
1. ⼥性の家事の負担を減らすキーワード「共存と両⽴」
家事は義務じゃなく「気分転換」と捉えて。〝共存〟する家族みんなで楽しく取り組み、仕事と家事の〝両立〟を図りましょう。
2. ⾃宅を⼿軽にオフィス化する空間アイデア
例えば、ダイニングテーブルを移動させてワークスペースとし、リビングとキッチンをくらしの空間としてまとめます。このように家具を活⽤して「コーナー」を作れば、リビングがオフィスに!
「家族の時間割」を作って共有すれば、「この時間は⾳に気をつけてね」の声かけでオンライン会議のイライラ軽減できますね。

3. 外出が⾃由にできないストレスを軽減する「グリーン」
積水ハウスのスローリビング研究(※)では、人は視界にグリーンや土が入ると癒し効果があるということが分かっています。家の中で屋外気分を味わうには、手がかからないエアプランツや観葉植物、フェイクグリーンを活⽤するのもアリ。
※ スローリビング研究:大阪市立大学医学部との共同研究(2010年)

4. 「⾃分のスペース」を作る、世界で⼀番シンプルな⽅法
その方法とは「座れる場所を作る」こと。⼈は座るところがあると「居場所がある」と感じます。椅⼦に座るだけで、キッチンや洗⾯台、廊下もたちまち⾃分だけの空間にシフトチェンジ。
5. ⼦どものおうち学習対策に、「複数学び場」のある家
勉強する場所を固定せず、⼦どもが家の中の好きなところで勉強できるようにしてみては。
「⽴ったまま」の学習も意外と集中できて勉強がはかどる効果が期待できます。
へとへとママが気になるのは、特に1と5では?
積⽔ハウス 住⽣活研究所⻑ 河崎由美⼦さんはこう解説します。
まずは、1.「⼥性の家事の負担を減らすキーワード『共存と両⽴』」について。
「在宅期間中、家族とコミュニケーションをとる上で⼤切になるのが『共存と両⽴』というキーワード。
家族が別々のことを行いながら共存しているという意識を持ち、仕事と家事をうまく切り分けて両⽴していくという考え⽅です。
『家事は義務』と感じると苦しいですが、『家事は仕事や勉強の気分転換、リフレッシュ』など捉え⽅を変えると楽しく取り組めますし、⼀⽇のスケジュールに組み込むとメリハリがつきます。
家族が⼀緒に過ごすこの時期は、⼦どもに家のことを⼿伝ってもらいやすい環境。
家庭のルールを変えていく良いチャンスで、家族全員で楽しみながら取り組む『みんな家事』を意識しましょう。
まずは調理や掃除⽤具は何がどこに⼊っているか家族みんなが誰でもすぐわかるようにすると良いでしょう。
頑張りすぎないことも⼤切です。⾷洗器やお掃除ロボットなど⽂明の利器をうまく使った『ながら家事』で仕事と家事の両⽴を図りましょう」。
また、5の「⼦どものおうち学習対策に、『複数学び場」のある家」については、
「勉強する場所を固定せず、⼦どもが家の中の好きな場所で勉強できる環境『複数学び場』を整えてあげるというのもおすすめです。
勉強した後は、⼦どもが⾃分で楽しんで⽚付けられるよう、専⽤のお⽚付けボックスや消しゴムくずを掃除する⼩さいクリーナーを⽤意しておくなど、⼦どもと会話しながら⾃分の居場所を楽しんで管理してもらう⼯夫をするといいでしょう。
また、⼦どもの学習環境で⼀番⼤切なのは照明です。⽂字が明るくはっきり⾒えると記憶⼒が上がるという研究もありますので、ポータブルなスタンドライトを購⼊して、持ち運べるようにしておくと家の中の様々な場所で勉強ができて便利です」とアドバイス。

「実は、この『複数学び場』の考え⽅は、在宅ワークのスペースにも共通です。『複数仕事場』があることで、在宅ワークで陥りがちな『集中しすぎて疲れる』ことから解放されます」とも!
ストレス要因の家事は「みんな家事」「ながら家事」にシフトチェンジ、子どもの学習対策や在宅ワークは「複数学び場・仕事場」を設けるなど、今から取り組めることはたくさん。
体重もストレスも増えまくりの〝おうち時間〟を繰り返さないために、withコロナ時代を柔軟に乗り切りましょう!
<調査概要>
調査時期:2020年5⽉調査⽅法:インターネット調査
調査対象:全国の20〜49歳の⼩学⽣以下の⼦どもがいる男⼥300名(男性150名、⼥性150名)
文=岸田直子
Information
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