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知らないで何となくアップしてると危険!SNS 防犯のススメ(1)【自宅・屋外編】

>>危険<< 『洗面所での自撮り写真』
「住宅情報サイトにはその物件の水まわりの情報が含まれているので、洗面所の写真を画像検索すれば物件名が分かる場合も」

>>危険<< 『鍵の写真』
「メーカー名や鍵番号が分からなくても、鍵の写真さえあれば3Dプリンターなどを使って簡単に合鍵を作ることができるんです」

>>危険<< 『テレビの画面』
「テレビのタイムテーブルは地域によって異なることが。
番組によっては、住んでいる都道府県をピンポイントで特定することも可能」

>>危険<< 『車のガラス、ボンネット』
「映り込みに注意したいのが車のガラスとボンネット。
人物や周囲の景色が映り込んでいると、個人を特定するヒントになります」
情報いっぱいのSNSは現代犯罪の入り口に!

SNSにアップした写真の中に、どれくらい個人につながる情報が潜んでいるのか?
その具体的な例を紹介してきましたが、ここまで読んでこんなふうに思った人はいませんか?
「断片的な情報が分かったとしても、いったい何ができるの?」と。
「一つ一つは小さなヒントでも、それらをつなぎ合わせれば個人を特定することができる。
家の住所だって分かってしまうんです。
SNSの情報を組み合わせて個人を特定する方法をモザイクアプローチといいますが、犯罪グループはこうした方法で個人の住所や生活パターンを把握し、窃盗などを行ないます。
つまり、SNSの情報がリアルな犯罪の入り口になっているということです。
最近では情報を集めて犯罪グループに売るリサーチャーのような職業も存在するほど、SNSはさまざまな犯罪に悪用されています」(河合さん)
空き巣などの窃盗被害だけでなく、SNSを通じた詐欺や児童誘拐も増加傾向にあるといいます。
「こうした犯罪を防ぐためには、まず家族で話し合い、SNSの利用には危険が伴うことを共通認識として持っておくこと。
そして写真やつぶやきを投稿する前に、個人にひもづく情報が入っていないかをチェックすることが大切です。
投稿しても大丈夫な内容か迷ったときは、『自分や子どもがアイドルだったら?』と想像してみてください。
おのずとどんな投稿が危険なのかが分かると思いますよ。
こういった意識を持つことが、自分と家族を守る大きな一歩になることを、ぜひ心に留めていただければと思います」
法 則 1 ▷アカウントに鍵をかけても6割破られる
「非公開のアカウントでも、実はやり方さえ知っていれば内容を閲覧することができるんです。
ある調査では、鍵アカの約6割から個人情報を抜き出すことができたとか。
フォロワーのアカウントからも情報は得られるので、鍵をかけていれば安心、というわけではないと心得て」
法 則 2 ▷狙われやすい3タイプがある
「強盗や窃盗を企てている犯罪者集団のターゲットになりやすいのは、当然ですが富裕層。
次に一軒家に住んでいる人。
持ち家=資産があると見なされますし、なおかつ一軒家は侵入しやすいので。
逆に、狭くて効率よく金めのものが探せる1Kの住人も狙われています」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
「鍵アカ」が6割破られるって、衝撃的…
いままで何気なく自宅で写真を撮影してアップしてたけど、河合さんのお話で『これからは気をつけよう!』という気持ちになりました!!
次回SNS防犯は【仲間・つぶやき編】!
匿名にしていても、何気なくつぶやいたあの一言から、まさかの個人情報漏洩のキケンに!!
必見です >_<
【レタスクラブ編集部】
Information
▼河合成樹さんの防犯メディア「Moly.jp」▼
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