日本唯一の「主夫芸人」中村シュフの のほほん家事道(11)
◆“日常”という舞台に終わりはない!? 主演女優である主婦の心がまえとは?
夏の疲れがどっと出る頃。子どもたちの夏休みは幕を閉じましたが、「家族」とい名の劇団の「日常」という舞台は、今なお主演女優の主婦を中心にロングラン公演が続いています。そう、繰り返される日常の家事に決して終わりはなく、「日常」という舞台に幕が下りることはないのです。それどころか、主婦が病気やケガをしたときの代役さえ存在しません。
主演女優の境遇を知ってか知らずか、共演者である夫は「あれ? 週末は出張だから準備しといてっていってなかったっけ?」みたいなアドリブをぶち込んできます。子役(子ども)も、「夕飯、カレーじゃ嫌だよー」なんて、無邪気な演技で困らせてきます。
そんなアクシデントだらけのロングラン公演を乗り切る心構えとして大切になってくるのが、「まぁいいか」精神です。「一日くらいお掃除しなくても“まぁいいか”」「今日の夕飯は外食でも“まぁいいか”」ってことです。
この演技プランに対して、「手抜きだ! さぼりだ!」と夫はいうかもしれません。そのときは、主演女優然とした優雅な微笑みを浮かべながら、このセリフをどうぞ。「これは、休むことが許されない家事を攻略するための“テクニック”なのよ」。広範囲かつ膨大な量の家事に毎日全力で対応していたら、主婦の心と体が悲鳴をあげてしまいます。主婦が休演したら、全ての家事の流れが止まり、穏やかな日常が過ごせなくなります。家族が快適に暮らせるように行なう家事で、家族の一員でもある主婦から笑顔が失われること自体がナンセンスなのです。
「まぁいいか」精神と笑顔で、「日常」という名の舞台を乗り切っていきましょう☆ ごめんくださいませ。
◆今月のひとこと:「まあいいか」精神で心に余裕を!◆ついがんばりすぎてしまう主婦の皆さん。「まぁいいか」精神で心に余裕を持ちましょう。僕は、疲れた時は冷凍食品を利用してお弁当を作っても「まぁいいか」です。
家庭を預かる主夫であり、芸人でもある中村シュフさん。『レタスクラブ』本誌の連載が、しばらくの間1カ月遅れでネットで読めます! 主婦の方はもちろん、主夫の方もぜひご覧くださいませ。
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