日本唯一の「主夫芸人」中村シュフの のほほん家事道(16)
ママ友づきあいも家事だけど…がんばりすぎは禁物です!
今の季節にピッタリの童謡『雪』。主婦バージョンだと、♪子どもは喜び公園かけまわり、主婦は立ち話で円くなる~ってとこですしょうか。 さて今回は、D子さんのお悩みです。「公園でのママ友との会話が苦痛です。子どものためと思って笑顔で話していますが、ママ友づきあいって主婦の仕事なのでしょうか」。
遠足で子どもが「バナナはおやつに入るんですか?」って先生に聞くアレと似てますね。どちらも明確な範囲が示されていないことから生まれる疑問ですが、結論からいえば、「ママ友づきあい」も家事の一つです。僕が大学で学んだ家政学では、「家庭生活及び周辺の諸問題」を研究対象としていますが、この“周辺の諸問題”に、ママ友づきあいも入っちゃうんです。
炊事洗濯といった家庭内の仕事だけではなく、ご近所づきあいなど、家庭を取り巻く様々な環境とのつきあいも主婦の仕事に含まれます。そして全ての家事における目的はただ一つ、「家族を笑顔にすること」です。いうまでもなく、主婦もまた笑顔になることが大事なのです。
僕自身は、ママ友さんから小児科や地域のお祭りなどの情報を得ることができて助かっています。なにより家事のうれしさや大変さを共感できる場があることで、僕自身が笑顔になれます。とかく家事をしていて孤独感のある主婦にとって、「仲間がいる」と気づけることは、心の支えになるのではないでしょうか。
とはいえD子さんの笑顔が失われているようなら、がんばりすぎは禁物。先ほどもいったように、主婦が笑顔でいることも、家事の目的なんですから。“ママ友”=友だちというくくりで考えず、「ママでよく会う人」くらいに気軽に考えるのも手かもしてませんね。
子どもを取り巻く環境の中でも、笑顔は重要。とりわけお母さんの心からの笑顔が、子どもにとっていちばん大切だということを忘れないでくださいね☆ ごめんくださいませ。
◆今月のひとこと:「子どもの遊び場である公演は、主婦にとってはママ友さんんたちとの情報交換の場であり、平日の昼間に出没しづらい場でもあります。行くけど(笑)【レタスクラブ】
Information
著者●中村シュフ 1979年生まれ。大学で家政学を学び、家庭科教員免許を取得。現在は主夫業をメインに、主夫芸人、家政アドバイザーとして活動中。著書に『主夫になってはじめてわかった主婦のこと』(猿江商會刊)。公式ブログ 「日刊 主夫の友」
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