「電気ポット」はお手入れしないとお湯がまずくなる!?

ティータイムや調理時など、お湯がすぐ欲しいときに重宝する電気ポット。でも、正しくお手入れしないと、お湯の味が落ちることを知っているだろうか? 意外と知らない、正しいお手入れ法を象印マホービンの岩本雄平さんに伺った。

電気ポットの内容器(内側部分)や容器ネットは、水に含まれているカルシウムなどのミネラル分が白く付着することがある。特にミネラルウォーターやアルカリイオン水を使っている場合は、ミネラル分が付着しやすいのでこまめにチェックを。汚れをそのままにしておくと、湯沸し中の音が大きくなったり、湯が出にくくなったり。お茶の香りや味を損なうことにも。

まず、1日1回は残り湯を捨てて付着を防ごう。水をつぎ足して使うのはNG。そして、内容器に白い汚れが付着したり、水面に浮いてくる、湯が臭う、などの場合は1~3カ月に1回、クエン酸洗浄を。

●内容器:研磨剤入りのかたいスポンジや金属製たわし、メラミンスポンジなどでこするのは、傷のもとなので使用厳禁。また、漂白剤の使用も劣化のもとなのでやめよう。クエン酸洗浄の方法は、まずコップにクエン酸30gを入れて、ぬるま湯でよく溶かす。それを水と一緒に内容器の満水表示の目盛りまで入れる。次にクエン酸洗浄モードを実行。モードがない場合は通常の湯沸しし、約1時間保温。プラグ、上ぶたを外し、湯捨て位置から湯を捨てる。最後に、内容器や給湯口の内部をすすぐため、再び水だけを沸かし、給湯口からコップ1杯程度の湯を出したあと、残り湯を捨てる。

さらに、以下の部分も忘れずに! プラグを抜き、残り湯を捨て、本体が冷えてから行なおう。

●内ぶた:やわらかいスポンジで水拭きして、汚れを拭き取る。

●容器ネット:内容器の底についているので、引き抜いて外し、ブラシで汚れを落とす。取り付けるときは、下までしっかり押し込むように。

このお手入れをするか、しないかで、お湯の味がグッと違ってくる。正しく行なって、おいしいお湯を楽しもう。【東京ウォーカー/記事提供=レタスクラブ】

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