独身女性の半数以上は「イクメンを希望しない」!?

#くらし   

独身女性が将来思い描くひとつが、結婚、そして出産。働く女性が増えたことから、出産を経て、「育児休暇」を取得してから再び職場復帰を考える女性も多いが、一昔前に比べて男性が「育児休暇」を取得する動きも出てきている。

毎朝8時に出会いを届ける婚活アプリ「マッチアラーム」が実施した調査によると、「将来、子どもができたら旦那さんに育児休暇をとってもらいたいか?」に対し、「いいえ」が65.4%と半数以上を占め、昨今のトレンドとされる「夫婦で子育て」から考えると、やや意外ともいえる結果となった。

気になる理由を見てみると、「いいえ」と答えた女性のほぼ過半数が、「経済的事情」を理由にあげている。「金銭面で不安」「お金がないのは困る」「しっかり稼いでほしい」というように、「生活を安定させるためにも、自分が働けない分、男性には働いてもらいたい」と希望する女性が多い。「育児は手伝ってほしいけれど、休んでほしくない」との本音に表れているように、日本の社会構造や経済情勢から、夫婦揃って「育児休暇」を取得しづらい、先行き不透明な社会を反映している。

これに対し、「はい」と答えた女性は「助け合って子育てしたい」「育児の大変さを共有してもらいたい」「子育てを一緒に頑張ってくれたら、自分も頑張れそう」をはじめ、育児を「夫婦共通の仕事」と捉え、女性だけが担うのではなく、夫婦揃って二人三脚で頑張りたいという意見が目立つ。

また、「育てている実感が持てると思う」「子どもとの時間をとってもらいたい」など、父親として子どもの人生にきちんと関わりながら、父親の自覚を持つ事を希望する声もあがった。加えて、「男性も子育てする時代」「夫婦で力をあわせることだと思うし、社会がその考えになってきている」という、社会的な流れを意識した意見もみられた。

企業によっては女性ですら「育児休暇」を申請しづらく、「マタハラ」も社会問題となっている昨今。「周りの同僚に顰蹙をかうことになりそうで申し訳ない」「職場に迷惑がかかるから」などの意見もみられ、制度だけではなく社会の成熟度にも密接に関係する結果となった。【東京ウォーカー/記事提供=レタスクラブ】

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