理科嫌いの子も夢中にさせるミクロ写真の世界

#くらし   

子どもの理科離れが進む今、将来の選択肢を増やすためにも、理系科目に興味を持って欲しいと考えるママは少なくない。今回は、理科が苦手な子もきっと夢中になる本『美しい顕微鏡写真』を紹介する。

収録されているのは、花粉やプランクトンなど、最新の顕微鏡で撮影した美しいミクロの世界の写真、約110点。ページをめくるたびに物質・植物・生物・ウィルス・人体・雪の結晶など、いわば身近なものの顕微鏡写真が次々と現れる。

写真に映るものは宇宙でも深海でもなく、いつも目の前にあるものなのに、そう思えないほど華やかな自然の造形美には圧倒される。ミクロの世界は子どもたちの瑞々しい感性に訴えかけ、科学の知識ばかりか、独創性や表現力も培ってくれそうだ。

もちろん、大人が見ても楽しめる仕上がりとなっている。アート本感覚でうっとり眺めるのもよし、自然世界の神秘に思いをはせるもよし。また、一見正体不明な顕微鏡写真は、クイズ形式で家族一緒に楽しむのにも使えそう。子どもの夏休みまであと1カ月少し。家族のだんらんのきっかけや、夏休みの自由研究としてもこの本は役に立つかもしれない。【東京ウォーカー/記事提供=レタスクラブ】

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書名:『美しい顕微鏡写真』(寺門和夫解説、パイ インターナショナル刊)本体1,800円+税
『美しい顕微鏡写真』

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