海にパンダ出現!?白と黒のイルカを見に行こう!

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海の中にパンダ!? と一見見紛うこの生き物は一体……何者?

正解は「イロワケイルカ」というイルカなのだ。体長1.5mほど、体重は40~65kg程度の小型のイルカで、体色は白と黒にはっきりと分かれており、これほどに白黒はっきりと区切られた特徴を持つイルカは極めて珍しく、日本で飼育されているのはわずか9頭のみ。この「イロワケイルカ」は、生後1年ほどの赤ちゃんのときは、白黒の区別がつかず、ほぼ灰色をしており、大人になるにしたがって白と黒の色分けがされてくるそう。

1987年11月、チリ政府の許可を得て日本の3水族館がチームを組み、マゼラン海峡での「イロワケイルカ」17頭の捕獲に成功。その2年後、1989年松島水族館で初めて繁殖に成功し、その後2015年までに30頭以上の赤ちゃんイルカが誕生している。日本の水族館が野生の「イロワケイルカ」を入れたのは後にも先にも1987年の17頭のみで、現在、日本の水族館で飼育されている9頭もすべてこの17頭の子孫。「イロワケイルカ」の展示は現在、宮城の『仙台うみの杜水族館』、三重の『鳥羽水族館』で行われており、今回展示をスタートする『横浜・八景島シーパラダイス』をあわせて3館。関東では唯一となる、横浜・八景島シーパラダイスで今月の10日より公開される。やんちゃに動き回るキュートなイルカを見に八景島へお出かけをしてみてはどうだろう?【東京ウォーカー/記事提供=レタスクラブ】

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