おもてなしに!「クリアな」アイスティーの作り方

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冷たい飲み物がおいしい季節。紅茶をアイスで楽しもうとしたら、濁ってしまった……という人も多いのでは? そこで、「サー・トーマス・リプトン ティーハウス ギンザ」支配人の岩本道代さんにクリアなアイスティーの作り方を教えてもらった。

「アイスティーを作ったときに濁ってしまうのは、紅茶の成分であるカフェインとタンニンが冷やされて結晶化してしまうのが原因。これを防ぐには、まず茶葉選びが大切です。パッケージなどを参考にレモンティーに向くスタンダードタイプのブレンドティーやアールグレイなど軽めの味わいの茶葉を選びましょう。次に、茶葉と湯の量を正確に量ることも大切。ティーバッグと耐熱性の計量カップを使うと便利です。そして、蒸らし時間はホットティーの半分にとどめること。あとは氷の上から一気に注ぐだけで、クリアでおいしいアイスティーが出来上がります」。

【クリアなアイスティーの作り方】※レシピは2人分

1.温めた計量カップに湯を入れる/最初に少量の熱湯で計量カップを温め、湯を捨てたあと、新たに熱湯200mlを注ぐ。ホットのときの倍の濃さになるよう、1人分で熱湯100mlに対し茶葉2g(ティーバッグ1個)が目安。

2.ティーバッグを入れ、1分蒸らす/ティーバッグ2個を入れ、ラップや皿でふたをして約1分蒸らす。蒸らし時間はティーバッグが何個でも同じ。蒸らし終わったらティーバッグを2~3回揺らしてから取り出す。ギュッと絞るのはNG。

甘味を加えるならここで!/甘みを加える場合は、熱いうちに、溶けやすいグラニュー糖を。冷たいと甘みを感じにくいので、ホットのときの1.5倍の量を目安にしよう。

3.氷の上から一気に注ぐ/氷をたっぷり入れたグラスに一気に注げば、出来上がり。時間がたつとせっかくの風味が飛んでしまううえ、氷が溶けて薄くなってしまう。おいしく飲むにはいれたてを味わおう。

【ちなみに…アイスミルクティーを作る場合は】

蒸らし時間を長くするのがコツ/ストレートのアイスティーと違って、アッサムやウバなどコクや渋みの強い茶葉がおすすめ。茶葉や湯の量は上の作り方と同じだが、蒸らし時間をやや長め(2~3分)にして、濁るくらい濃い紅茶を作ること。氷を入れたグラスに一気に注ぎ、ミルクを入れて召し上がれ。

1人のティータイムはもちろん、ホームパーティーや友人を招いたときなど、クリアなアイスティーを手軽に作って楽しもう!【東京ウォーカー/記事提供=レタスクラブ】

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Information

教えてくれたのは:ユニリーバ・ジャパン 岩本道代さん
サー・トーマス・リプトンティーハウスギンザ」支配人。シニアティーインストラクターとして幅広く活躍中。
撮影=原田圭介

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