災害時用に準備しておきたい「避難バッグ」
「災害用の避難バッグは3種類用意しまょう」というのは、NPO法人ママプラグ認定アクティブ防災ファシリテーターの宮丸みゆきさん。
1つ目はいつも持ち歩くもの(=常時携帯用バッグ)。2つ目は災害発生から数日間、自分や家族に必要なものをセットします(=一次避難バッグ)。そして、3つ目は数週間~1カ月の避難生活を乗り切るためのアイテム(=二次避難バッグ)。今回は一次避難バッグと二次避難についてご紹介します。
【一次避難バッグ】災害発生後の必需品をコンパクトに
●家族それぞれに1個ずつ用意
一次避難バッグは家族それぞれに1つずつ用意。荷物を分散することで持ちやすく、何かの事情で1つが使えなくなっても、すべてがなくなるリスクを減らせます。市販の非常用持ち出し袋は肩ひもが細くて食い込みやすいので、アウトドア用のリュックサックを。
●あえてふだん使いのものにしておけば、自然に中身を入れ替えられる
一次避難バッグは専用のものを用意せず、あえてふだん使いのリュックを使っている宮丸さん。ほかの用途で使うときに中身を取り出す際、非常食の賞味期限や衣料を自然にチェックできるそう。実際に使えない、ということがないよう、小まめな見直しを。
【二次避難バッグ】自宅で使いながら備える
●長期の避難生活には不足しがちな栄養を補えるものをストック
避難生活で配給される食事は炭水化物が主体となりがち。二次避難バッグには不足しがちな栄養を補えるものを。宮丸さんが用意しているのは、肉のような味と食感のフリーズドライの大豆製品、雑穀(キヌア)、切り干し大根、豆やトマトの水煮缶など。備蓄専用ではなく、多めに買って食べては補充するスタイルで備えて(ローリングストック法)。
どちらも準備して終了!ではダメ。ふだんのこまめな見直しを忘れずに。【東京ウォーカー/記事提供=レタスクラブ】
Information
NPO法人ママプラグ認定アクティブ防災ファシリテーター。東日本大震災の被災体験を基に生まれた「楽しく学び、賢く備え、自分で考え行動できる防災」というメソッドを実践。普及に当たる。『子連れ防災手帖』の増訂版、『子どもを守る防災手帖』(小社刊)が8月25日に発売。http://www.active-bousai.com
撮影=塙 ひろみ 編集協力=中村 円
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