荻原博子さんに聞く「預金するなら円?外貨?」今どき財テク法

#くらし   

ローン返済、子どもの学費、老後のため……。貯蓄額は少しでも増やしたいところです。そのために勉強、努力することは大切ですが、意外に「やりがちNG」もあるそう。経済ジャーナリストの荻原博子さんが指摘する、今、やりがちなNGとは?

×【やりがちNG財テク】「預金は円だけでなく外貨でもしておいたほうがいい」

○【効果大の財テク法】「世界経済が不安になると買われる円がいちばん安全な資産です」

将来、国債が暴落して日本が破産するという人がいるけれど、世界の投資家からはいちばん安全な資産は円だと思われているんです。日本が危ないと思っているのは日本人だけ(笑)。わざわざリスクのある外貨を買う必要なし。

【外貨預金の注意点】

●為替変動がある!

外貨を買ったときと売ったときの為替の差は金利以上に影響が。買ったときより円高になると元本が目減り。

●手数料がかかる!

買うときも売るときも、為替手数料がかかる。手数料の金額は金融機関ごとに異なり、大手銀行は高め。

●預金保護の対象外!

円建ての定期や普通預金は元本1000万円までとその利息が預金保険により保護されるが、外貨預金は対象外。

メリットだけに踊らされず、デメリットもしっかり把握しておきましょう!【東京ウォーカー/記事提供=レタスクラブ】

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Information

教えてくれたのは:荻原博子さん経済ジャーナリスト。
雑誌・テレビなど多方面で活躍中。著書に『荻原博子式 年金家計簿2016』(小社刊)、『隠れ貧困 中流以上でも破綻する危ない家計』(朝日新書)など。(荻原さんの他のニュース

イラスト=なとみみわ 編集協力=松崎のり子

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