大きな地震が来る前触れ?地震保険料が値上げになります

#くらし 
もはや、日本全国、どこでいつ大地震が起きてもおかしくない状態


今年4月の熊本地震に続き、先日は鳥取県でも最大震度6弱を記録する地震が発生。もう日本のどこで地震が起きても不思議ではない状況ですよね。首都直下地震といわれる南関東で30年以内にM7程度の地震が発生する確率は、70%にものぼるとか(文部科学省地震調査研究推進本部による地震発生確率。2012年1月1日)。いつ起きてもおかしくないという意識で備えないとダメなんです。

地震への備えといえば、地震保険。地震による火災、津波、噴火などの被害を受けた時には、地震保険に入っていないと補償を受けられません。この地震保険の保険料が、2017年1月から値上げされることが決まっています。

地震保険は他の保険とは異なり、国と保険会社が共同で運営しています。なので、どの保険会社と契約しても保険料は同じ。ただし、地震リスクが高い地域の保険料は高く、逆にリスクが低い地域は安くなるという仕組み。2017年1月の値上げでは、茨城県、埼玉県、高知県、福島県の引き上げ率が高く、逆に愛知県、三重県、和歌山県では値下げに。地震の危険度が高い地域は安く、といっても、今年大きな地震があった熊本県や大分県は。それまで決してリスク想定が高い地域ではなかったのです。地震なんて起きたことないから大丈夫、という意識はもう通用しないってことですね。

地震保険は2014年にも値上げされたばかり。間をおかずの値上げで、しかも2017年の値上げの後、さらに2回の値上げが決定しています。つまり、「今後、大きな地震がかなりの確率で起きそうだから、今の保険料では足りないかもしれない!」と国が考えているから、何度も値上げするのです。ぞっとしますよね。

地震保険に未加入で、来年には自分の自治体が値上げされるという人は、値上げ前にぜひ加入を!【東京ウォーカー/記事提供=レタスクラブ】 

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■著者:松崎のり子(消費経済ジャーナリスト)
雑誌編集者として長く生活情報誌のマネー・節約記事を担当。近著『3足1000円の靴下を買う人は一生お金が貯まらない』(講談社)も好評発売中。
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