流行が始まったインフルエンザ。かかった?と思ったら、早めに受診を 画像(1/3) .
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毎冬、多くの人が感染するインフルエンザ。高熱や全身のけん怠感などつらい症状が特徴です。インフルエンザの感染を広めないためにも、うつさない配慮と、かからない対策が必要です。

48時間以内の治療が早期回復と感染予防に

毎年、冬の時期になると猛威を振るうインフルエンザ。

「インフルエンザは、インフルエンザウイルスによる感染症です。のどの痛みや鼻水、せきといった症状のほか、38℃以上の高熱が出る、頭痛、関節痛、けん怠感といった全身症状が現われる のが特徴です」と、和田耕治先生。


かかったかな?と思ったら、早めに受診することが大切です。

「抗インフルエンザウイルス薬は、症状が出てから約48時間以内でないと期待する効果が得られません。早めに治療を行なうことが早期回復のポイントであり、周りへの感染予防にもつながるという報告があります。薬は妊婦や小さい子どもでも服用することができるものもあります」


インフルエンザをうつさない、うつらないためのポイントは?

「予防法として、最もよいのが手洗いです。帰宅後や、会社に着いたとき、食事の前などは必ず手を洗い、ウイルスを含んだ飛まつを落としましょう。 ノロウイルスなどそのほかの感染症や、風邪の予防にもなります。いちばん大事なことは、感染したかなと思った症状、例えば、発熱があったら外出は控えましょう。ウイルスはせきやくしゃみの飛まつに乗って放出されるので、せきやくしゃみをするときはティッシュで口元を覆う、マスクをするなど、エチケットも忘れずに」


重症化を予防するために、ワクチンの接種が有効

意外と多いのが、家庭内での感染。

「家庭内感染は、最初に誰がかかったかで、どの程度感染が広がるかを予測できます。いちばんリスクが高いのは、6歳以下の子ども。子どもの場合、親がつきっきりで面倒を見なければいけませんし、本人に感染症という理解がないため、せきやくしゃみをまき散らしてしまうからです。兄弟への感染拡大もよくあることです。家庭内で感染を起こさないためには、子どもでも就寝まではできる限りマスクを装着させ、看病に当たる対面者もマスクをしましょう。また、感染者とは寝室を別にするといった対策も」


インフルエンザの重症化を予防するために、効果的なのが予防接種です。

「予防接種は、12月中頃までに接種するのが理想的といわれていますが、今からでも遅くはありません。特に、かかったときのリスクが高い高齢者、妊婦がいる家族、受験生は、予防接種を受けておくと安心です。妊婦は主治医と相談してください」

体調を崩していると、感染して発症する可能性も高まります。バランスの取れた食事と充分な睡眠で、元気な体づくりを心がけましょう。


インフルエンザ対策に有効なポイント

インフルエンザの流行シーズンに心がけたい対策を紹介。日常での対策の積み重ねが、予防につながります。

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【手洗いを習慣にする】

予防法として、かなり高い効果があるのが手洗い。石けんを使い、流水で15~30秒かけて丁寧に洗いましょう。また、汚れた手で顔に触れ、ウイルスが鼻や口から体内に入るというケースも多いため、帰宅した際に手洗いと同時に顔を洗うのもよいでしょう。手洗い場がない場合にはアルコール系の手指消毒薬を。最近は携行型の小さいものもあります。

【人混みをなるべく避ける】

不特定多数の人との接触が多くなれば、それだけ感染するリスクは高まります。買い物はマイカーや自転車、徒歩で移動するなど、なるべく人混みを避け、外出時にはマスクでガードを。

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【ビタミンDのパワーで免疫力アップ!】

鮭やきのこに多く含まれるビタミンDは、体の免疫機能を高め、インフルエンザのような感染症の予防が期待されると話題の栄養素。日光に当たると体内で合成されます。晴れた日は外に出て、適度に日光浴をするのもおすすめです。

【東京ウォーカー/記事提供=レタスクラブ】