「女の悩み」にズバリ回答!「子どもを保育園に入れて働きたいけれど…」

#くらし   

どこまでも逃れられない女の悩み、勇気を出して向き合ってみませんか。夫、しゅうとめ、親族、恋人、人間関係、仕事、子育て、将来の不安…。キャリアカウンセラーの小島貴子さんが皆さんの相談にお答えします。

【お悩み】

最近子どもが生まれた専業主婦です。夫の収入は安定しているとはいえず、出産後、将来が急に不安になってきました。そこで、子どもが1歳くらいになったら、近くにある実家の両親の助けを借りながら、子どもを保育園に入れて働きたいと思っています。ただ、待機児童が多い地域なので、現実は厳しいです。まず就職活動をしなくては保育園にも入れられませんし、何から手をつけていいかわかりません。子どもが幼稚園に入るまで待つしかないのでしょうか。(東京都 こうさぎ隊 32歳)

【小島さんの回答】

上の子どもが4歳、下が1歳のとき、私は就職準備を始めました。2年後に7年のブランクから全く新しい仕事へ就いたとき、子どもは無認可の保育園に入れました。保育料は公的なところより高かったのですが、未来への投資として貯金を取り崩しました。今考えてみれば、ずいぶん大胆ですよね。でも、子ども2人とお互いの両親の老後を考えると、夫の収入だけに頼らず一生働かなければならないと考えていたのです。それなら、子どもが小さいというのは自分の準備期間としてラッキーかもしれない、そして将来この保育料以上に稼げばいい、と考えたのです。

今の不安を未来の不安にするのではなく、今できること、将来に必要なことを一つ一つ書き出してみてください。子どもが小学校に入るまでの時間は自分が社会へ復帰する準備時間と捉えて、社会情勢や経済・企業・働き方の変化、自分自身の労働観などを丁寧に見つめながら、実際に働ける時間だけ働いてみてはどうでしょうか?【東京ウォーカー/記事提供=レタスクラブ】

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Information

回答者:小島貴子さん
こじまたかこ/キャリアカウンセラー、東洋大学理工学部准教授。2男の母。専業主婦を経て職業訓練指導員に。『天職力と転職力』(小社刊)など著書多数。

イラスト(小島さん似顔絵)=伊藤和人

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