『ひとりぐらしも神レベル』発売記念 カマタミワさんインタビュー

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アメブロで大人気! 「半径3メートルのカオス」の著者による、ザツだけど楽しくてたまらない「ひとりぐらし」もよう。待望の第2弾がついに発売!! 今作では苦手な運動やビールにも挑戦して、さらなる一人暮らしの境地を目指します。話題のコミックエッセイ『ひとりぐらしも神レベル』の著者、カマタミワさんにお話を伺いました。

『ひとりぐらしも神レベル』 カマタミワ 1000円(税別)KADOKAWA


――ブログ「ひとりぐらしカマタミワの半径3メートルのカオス」(http://ameblo.jp/miwakamata/)を始めたきっかけを教えてください。

何年も前から、ずっとブログをやりたいと思っていたのですが、仕事だけで毎日力尽きていました。ブログを始めたとしても、続ける自信がありませんでした。でもイラストのお仕事は好き放題描けるわけじゃないので、やっぱり「ものすごいバカバカしい、笑ってもらえるようなものを好き放題描きたい!」という気持ちが積もり積もって、仕事の合間に出会い系漫画を少しずつ描き溜めて、1か月分溜まった所で始めることにしました。それなら、少なくとも1か月は続けられる!と思って。

――準備万端でスタートされたんですね。読者からはどんな反響が届きますか?

一人暮らしネタを書き始めた時は、こんな生活引かれるんじゃ…?と思っていたのですが、意外に共感のコメントを頂くことが多くて嬉しいです。「自分の方がもっとひどい!」っていう感想もたくさん頂きました。でも男性は「え、こんなこと描いちゃっていいの…?」って引いてしまう人もけっこういます(笑)

――書籍になったことで、プラスアルファされている魅力を教えてください。

ネットで公開するものは、短いページでさくっと読めることを意識して描いていますが、書籍では長編も描かせてもらっています。短いページでは描き切れなくて、温めておいた「私流ひとりの楽しみ方」について思い切り描かせてもらっているので是非読んで頂きたいです。また、ブログやTwitterではできるだけ笑えるものを描くようにしていますが、書籍の方では「人生最悪に落ち込んでしまった時の話」など、シリアスな内容も描かせて頂きました。どちらも、ブログでは描けない面が出ていると思います。

――『ひとりぐらしもプロの域』につづいて、2冊めの「ひとりぐらし」本ですが、今回の本の読みどころはどこですか?

一冊目では主に一人暮らしの楽しさをプレゼンさせて頂いたのですが、今回の本では「一人暮らしをもっともっと楽しくしたい!」をテーマに、一人を楽しむために自分がやっているいろんな「私流ひとりの楽しみ方」を描かせてもらいました。また、今まで見ないふりをしてきた課題を、どうにか乗り越えたいともがいてみた結果も是非読んで頂きたいです。

――お料理コンプレックスが解消されつつあるとのことですが、なにかきっかけがあったのでしょうか? お得意のオリジナルレシピがあれば教えてください。

まだオリジナルレシピを作れるほどの段階ではないです、ごめんなさい。でも本に描いた、母のオリジナルレシピ「海老もちチーズ春巻き」はおすすめです! 今までの自炊は、自分だけが食べるためのものだったので、栄養バランスさえ良ければそれ以外はどうでも良かったんです。今回初めて「おもてなし料理」を前提に作るようになったら、人に食べてもらうと思うと、味や見た目も気にするようになって、実際食べて美味しいって言ってもらえたのも嬉しくて、少しだけ料理が楽しくなって来ました。

母直伝!海老もちチーズ春巻き


母直伝!海老もちチーズ春巻き


――ひとりぐらしの倹約術として「フリマ」がおすすめとのこと。最近はネットも活用されているとか。

忙しくてなかなかフリマに行けなくなってしまったので、今はもっぱらネットショッピングなのですが、特にzozoused(http://zozo.jp/zozoused/)にハマっています。フリマよりは割高なんですが、状態がいい!状態AやSのものは、ほぼ新品のようなものが届きます。そして検索で「サイズ」「色」「状態」「値段」を選んで検索できるのが便利! 以前「コミックエッセイ講座」という講座で講師をやらせて頂いたのですが、 その時来ていたニットも実はzozousedで買ったものです…人前に出るのに古着ですいません(汗)

コミックエッセイ講座で着たzozousedで買ったJILLのニット


――ひとりぐらしの生活の知恵も満載の一冊ですね。この本やブログで、特に読者に伝えたいことがあれば教えてください。

小さな楽しいことは意外に身近にたくさんあったりするよねってことと、「自分にはこれはできない」と思ってたことも、何歳になってもやってみることはできるし、その結果見える世界が少し変わったりして楽しいよねって想いを込めて描きました。あとは私の数々の失敗を見て反面教師にして頂きたいです。

――最後に、読者の方へメッセージをお願いいたします。

いつも応援ありがとうございます!私のこんな小さな日常を楽しんでくださって、本当にありがたいです。これからも引き続き読んで頂けたら嬉しいです。

(構成/波多野公美)

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