「女の悩み」にズバリ回答!「ママ友とのコニュケーションが…」
どこまでも逃れられない女の悩み、勇気を出して向き合ってみませんか。夫、しゅうとめ、親族、恋人、人間関係、仕事、子育て、将来の不安…。作家の桜木紫乃さんが皆さんの相談にお答えします。
【お悩み】
子どもが幼稚園に通うようになって、お母さんどうしのコミュニケーションに悩んでいます。もともとあまり社交的ではない性格で、夫の職業や学歴など子どもに関係ないことを根掘り葉掘り聞かれたりすると心のシャッターが下りてしまうのです。もっと大人にならなくては、と自分にいい聞かせるのですが、うまく笑って会話ができません。子どものために、孤立しない程度にうまくおつきあいしていきたいです。心の持ちようを教えてください。(福岡県 いちごが好物 32歳)
【桜木さんの回答】
根掘り葉掘り聞く人って、自分もいいたいのと違うかな。共通の話題に困るくらいに、女の集まりは興味と意識がバラバラなんだね。心のシャッター、下ろしたまんまでいいと思う。開いてない人、いるよたぶん。心の持ちようを、とあるのでひと言――幼稚園ママ時代も長くて3年、ママどうしだけどあなたにとっての友はいない。そこは隣家の冷蔵庫の中身が気になる人間が集う、娯楽の少ない期間限定村です。友、要る?
思い返せば20年前、子どもを幼稚園に行かせてる間、団地の母ちゃんたちは飽きもせず「お茶」三昧。あんまり楽しくもない雑談で半日終わり。ああ時間がもったいないぜ。で、「まるで修行だ、つらい」と亭主にこぼしたら「仕事だと思ってやれ」とすげない返事。なんだこの男は分かってないなと「仕事なら報酬は何なんだ」と問うてみた。「心の平穏」の即答に、思わず「おお、悟りの世界」。アンタそれ、修行だってば。【東京ウォーカー/記事提供=レタスクラブ】
Information
さくらぎしの/作家。北海道生まれ、在住。子ども2人を育てながら作品を発表。2013年、『ホテルローヤル』で直木賞を受賞。最新刊は『氷の轍』(小学館)。
イラスト(桜木さん似顔絵)=伊藤和人
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