「女の悩み」にズバリ回答!「子どもの習い事で夫と意見が…」

#くらし   

どこまでも逃れられない女の悩み、勇気を出して向き合ってみませんか。夫、しゅうとめ、親族、恋人、人間関係、仕事、子育て、将来の不安…。ジャーナリストにして4児の母でもある猪熊弘子さんが皆さんの相談にお答えします。

【お悩み】

幼稚園に通う6歳の子どもの習い事について、夫と意見が合いません。今は水泳教室だけ通っていますが、周囲の子どもたちは英語やピアノ教室、体操教室、などたくさん習い事をしています。私は、これから楽器系、学習系を増やしていきたいと思っていますが、夫は地方の公立高校を出ていて、習い事らしいものはほとんどしたことがなく、あまり子どもの習い事に積極的ではありません。夫とうまく意見を合わせるにはどうしたらいいでしょうか。(東京都 カステラ 38歳)

【猪熊さんの回答】

東京の子どもたちの習い事熱ってすごいですよね。うちに遊びに来た子どものお友達に習い事の予定でビッシリ埋まったスケジュール帳を見せてもらって驚いたことがあります。でも、そもそも大前提として、習い事ってホントに「しなければならないもの」なのでしょうか? 私も旦那様と同じく「地方の公立高校出身」で、田舎すぎて塾すらなく、習い事はピアノと書道だけでした。ただ、ピアノは幼稚園児のときに自分から「やりたい」と親に頼んで習い始めたもので、今もレッスンを続けています。全くの趣味で一銭にもなっていませんが、人生を豊かにしてくれる習い事をさせてくれた親には感謝しています。

一方、マンガ編集者をしている私の実弟は、人生で一度も習い事をしたことがありません。弟は子ども時代には毎日近所の川で釣りばかりしていましたが、そうやって自然の中で遊んだ体験が作品作りに役立っているそうです。子どもに必要なのは「習い事」そのものではなく「豊かな体験」のほうなのでしょうね。旦那様もそんな体験をしてきたのかもしれません。何か子どもが本当に好きな習い事が一つ見つかればもうけもの、というふうに、あなたの気持ちが変われるといいですね。【東京ウォーカー/記事提供=レタスクラブ】

この記事に共感したら

Information

回答者:猪熊弘子さん
いのくまひろこ/ジャーナリスト。東京都市大学客員准教授。保育、教育、子どもの問題などをテーマに執筆。講演活動やメディア出演も。4人の子どもの母。

イラスト(猪熊さん似顔絵)=伊藤和人

相談はメールでも受け付け中! 

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

LINEお友だち追加バナー

おすすめ読みもの(PR)

プレゼント企画

プレゼント応募

\\ メルマガ登録で毎週プレゼント情報が届く //