「女の悩み」にズバリ回答!「片づけが苦手な小5の娘。どうすれば…?」

#くらし   

どこまでも逃れられない女の悩み、勇気を出して向き合ってみませんか。夫、しゅうとめ、親族、恋人、人間関係、仕事、子育て、将来の不安…。ジャーナリストにして4児の母でもある猪熊弘子さんが皆さんの相談にお答えします。

【お悩み】

小学校5年生の娘が、子ども部屋の片づけが苦手で困っています。本や服、ものが散らかっていて、足の踏み場もありません。小学校の机の引き出しなどはきちんと片づけられているようです。「出したものを元あった所に戻す」ということを何度いっても、できません。私が掃除をすれば簡単なのですが、もっと、ものを大切にして自分でできるようになってほしいのです。どうしたら、自分から変わってくれるようになるでしょうか。(愛知県 カナ 36歳)

【猪熊さんの回答】

うわぁ~~! もしかして私の母からの相談なんじゃないかと思って、焦ってしまいました。というのも、私も同じようなことを母からいわれ続けて今に至っているからです!! あまりに片づけが苦手だったので、取材して本を書いてしまったことさえあるのですが、分かったのは「片づけと掃除は違う」ということです。娘さんは今、「片づけ」ができなくなっているんですね。小学生って信じられないほど持ち物が多くて、しかも日々増えていきます。持ち物の量と置き場所をきちんとコントロールできないから、元に戻せないんですね。娘さんは今、きっと困っているはずです。まず、一緒に片づけを始めましょう。

最初に教科書などの置き場を整え、プリントをとじ、不要なものを捨て、必要なものだけを部屋に置いてください。片づけが終わったらようやく「掃除」です。掃除機をかけ、雑巾で拭く、という掃除の方法を目の前で実際にやって見せてください。一度キレイにしたあとは、日々の片づけは娘さんにさせて、掃除はお母さんがするのがいいのでは。母親が勝手に部屋に入れる仕組みをつくっておけば、思春期のモヤモヤ時期にもちょっと安心です。悪いことばかりじゃありません。【東京ウォーカー/記事提供=レタスクラブ】

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Information

回答者:猪熊弘子さん
いのくまひろこ/ジャーナリスト。東京都市大学客員准教授。保育、教育、子どもの問題などをテーマに執筆。講演活動やメディア出演も。4人の子どもの母。

イラスト(猪熊さん似顔絵)=伊藤和人

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