女性特有の病気。こんな症状があったら、早めに検査を!

気づきにくい女性特有の病気。いつもと違う症状や、体調の変化を感じたら、それは病気のサインかも。忙しいからと後回しにしたり、自分で判断せず、早めに検査を受けましょう。成城松村クリニック院長の松村圭子先生が、注意したい具体的な症状を教えてくれました。


●気になる症状/おなかが出た 腹痛 頻尿

【卵巣がん検診】

卵巣に発生するがんで、初期はほとんど症状がないのが特徴。進行すると卵巣が腫れて大きくなり、「太っておなかが出た」と誤解するケースがあります。

<どんな検査?>まず、「経膣超音波検査」や「経腹超音波検査」で外側から卵巣の状態を調べます。これらの検査で異常が見つかった場合は、MRI、CTでがんの状態や広がりなどを確認します。卵巣は子宮と異なり組織を外から採取することができないので、腫瘍が良性か悪性かを正確に診断するには、開腹手術をして腫瘍を調べる必要があります。

<検診対象年齢>20歳~

<検診のタイミング>症状があるとき

<費用の目安>4,000~5,000円程度


●気になる症状/めまいやふらつきがある 経血量が多い

【貧血検査】 

生理のある女性は毎月多くの鉄分が失われており、鉄不足はさまざまな不調の原因に。一般的な検査では分からない「隠れ貧血」の人も少なくありません。

<どんな検査?>疲れやすい、息切れする、経血量が多いといった症状のある人は、一般的な血液検査でヘモグロビン数値が正常と診断されても、鉄が不足している場合があります。これを調べるのが「フェリチン検査」。肝臓などに蓄えられた貯蔵鉄を調べる血液検査です。通常の健康診断では行われないので、希望する場合は病院に相談を。

<検診対象年齢>20歳~

<検診のタイミング>症状があるとき

<費用の目安>1,000~3,000円程度


●気になる症状/不正出血 おりものが違う 閉経前後

【子宮体がん検診】

子宮の奥にある体部にできるがん。女性ホルモンのエストロゲンの影響を受けており、閉経前後の年代に多く、初期の段階では約9割に不正出血が見られます。

<どんな検査?>子宮口に器具を挿入し、子宮内膜の細胞を採取して調べる「細胞診」と、子宮体部を観察する「経膣超音波検査」があります。細胞診は個人差がありますが、多少の痛みや出血があることも。これらで異常が見られた場合は、MRIやCTでがんの広がりを確認します。50~60代で不正出血や、褐色のおりものが見られる場合は、医師に相談して検査を受けましょう。

<検診対象年齢>40歳~

<検診のタイミング>症状があるとき

<費用の目安>無料~5,000円程度 ※自治体により補助の金額が異なる


心当たりがある人は、早めに検査を受けて!

【東京ウォーカー/記事提供=レタスクラブ】