乾物でやってみよう! “おさよさん”に学ぶ3ステップでOKの「捨てレッスン」

●“買ったものは忘れる”と気づき、工夫するように
自身のインスタグラムをまとめた家事本が大人気。テレビの情報番組にも登場し、その効率的で無理のない家事技が注目される“おさよさん”。そんなスーパー主婦でも、食材を上手に使い切れるようになってきたのは、ここ3~4年のことなのだそう。「それまでは、入る分だけ詰め込むのが当然と思っていて、乾物収納も冷蔵庫も、パンパンでした」。
収納を見直すきっかけになったのは、第二子ができたときでした。「ものが増え、取り出すのに時間がかかるようになって。探すのもイライラするし。そこでたどりついたのが“見渡しやすさ”を作る工夫でした」。初めの一歩は、自分の“自信”を捨て、見渡せる環境をつくること。
「自分で買ったものを忘れるはずがない!と自信があったのですが、いざ見直すと、買ったこと自体忘れているものが…。もう過信するのはやめました(笑)。以来、パッと見て何があるか分かる収納を心がけています。量を増やし過ぎず、早く使い切りたいものは視覚化することを習慣にしたら、むだが一気になくなりました」
レッスンスタート
●STEP1 全部出す

収納している所から、中に入っている乾物類をすべて取り出し、見渡せるように広げます。数カ所に分けてしまっている場合も、すべて取り出して。超特大の袋が多い、二重買いが多いなど、買い癖が見えてくるはず。
【「捨てられないさん」あるある】同じものが何袋も出てきた!(気づかなかった!)
同じものが複数あるのは、買ったこと&在庫を忘れているから。一目で家の在庫確認がしやすい環境づくりを!
●STEP2 期限で分ける

賞味期限を基準に、処分するものと残しておくものに仕分けます。二重買いしているものは1つにまとめる、または古いものを処分するなど、1品目1つに厳選します。しけっているものは期限前でも処分しましょう。
【「捨てられないさん」あるある】特売でつい複数買いしてしまう…
2つ以上の在庫は持たないようにして。足りなくなったら、そのつど買い足すほうが結果的にお得なことも!
●STEP3 期限の迫るものを書き出す


2で仕分けた“残すもの”を一目で取り出せるよう、縦収納に。消味期限の迫るものは、マスキングテープに書き、引き出し手前に貼って。視覚的アピールを。
【「捨てられないさん」あるある】賞味期限ぎりぎり。書いても使うのを忘れそう
あと2~3日で使い切りたい場合は、「早めに消費」とラベルをつけたケースを冷蔵庫のいちばん目立つ位置に置き、そこに入れるのがおすすめです。
この3STEPは乾物に限らず、いろいろなものの「捨て方」に応用できそうですね。乾物でやり方がわかったら、いろいろ試してみて!
Information
福岡県在住の主婦で、7歳の男の子と4歳の女の子のママ。インスタグラム(@osayosan34)に、センスよく実用性の高い暮らしの知恵を投稿し、フォロワーが 26万人を超える。初の著書『おさよさんの無理なくつづく家事ぐせ』(主婦の友社)も好評。
撮影=関征士 取材・文=田中理恵
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