今さら聞けないからこそ知りたい! お裁縫の基礎&手縫いのおさらい
“家庭科”の授業以来、縫い物してますか? 針に糸を通して縫うだけなはず…なのに、実は分からないことだらけ。いまさら誰にも聞けないお裁縫の基本を、もう一度おさらいしてみましょう。
これさえあれば、なんとかなる! お裁縫セット

●ピンクッション:針の行方不明を防げます
針を使い終わったら、かならずピンクッションに戻す。これを徹底すれば、針をなくしたりすることもありません。
●はさみ:手になじみ、よく切れるものを
お裁縫用のはさみは、紙切りばさみとは別に用意して。 20~23cmくらいの大きさなら、糸や布を切るのに使いやすくおすすめ!
●手縫い糸:白+ もう1色
白い糸のほかに、自分や家族の服や小物の色調に合った色を用意しておけば、ボタンつけやちょっとした繕い物にも安心です。
●手縫い針:少し長めが縫いやすい!
指ぬきを使わずに縫い物をするときは、45㎜前後の少し長めの針のほうが縫いやすい。
●待ち針:一揃いあると安心、便利!
布どうしをずれないように留めるのに使う針。手縫いをきれいに仕上げるためには欠かせません。
手縫いのおさらい
そもそも…玉結びってどうするんだっけ? ふと気づいたら、そんなことすらうろ覚えでアヤシイ…。針と糸が必要なシーンに役立つ基本を、思い出してみて!
【糸通し】糸を斜めに切るのがコツ

1. はさみの刃先を斜めに当てて、糸を切る。

2. 針に糸を通す。ひじをテーブルについて針を短めに持ち、左右の指を合わせて固定すると通しやすい。


糸通しが苦手な方におすすめの便利グッズもあります。「デスクスレダー」は、指定どおり針と糸をセットし、レバーを押せば自動で糸が針に通る仕掛けになっています。イライラも、これがあれば一発解消です。


ユザワヤ芸術学院講師・通称「ユザラー」の北島真紀さんのオススメ救済グッズもご紹介。「ノッチスルー(6本入り)」というこの針は、針穴の上があいているので、糸を上からはめる感じで通せます。
【玉結び】針に巻いて作るとラク

1. 針に糸を通す。針先を上にして左手に持ち、糸端を右手で持って針の後ろに添える。左手の人さし指と親指で押さえる。

2. 糸を針先にくるくる巻きつける(3~4巻きくらい)。

3. 巻いた部分を左手で押さえ、緩まないように、糸を手前に引いて巻きを引き締める。

4. 左手の指で巻いた糸を押さえながら、右手で針を抜いて糸を引く。

5. そのまま糸を最後まで引くと、くるくる巻いた部分が玉結びになる。これなら失敗なし!
【縫い始め】一針返すと丈夫に!

1. 上記のように玉結びを作ったら、玉結びが布の裏側にくるように、裏から針を入れて表に出す。

2. 一針分右に針を入れ、元の位置から針を出す。これを「返し縫い」といって、縫い始めが丈夫になる。
【糸の長さは?】ひじより少し長めに

糸は短すぎても長すぎても縫いづらいもの。針に糸を通して、1本取りでひじより10cmくらい長めを目安に切って。
※実際に縫うときは、布と同系色の糸を使ってください。
あ、そうだった!とおぼろげな記憶が戻ってきた人も多いのでは? いざというとき慌てないために、裁縫セットも今一度中身をチェックしておきましょう!
撮影=村尾香織 取材協力=北島真紀 取材・文=坂本典子 撮影協力=クロバー、ユザワヤ
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