グレープフルーツが手でむける⁉ フルーツの皮をきれいに取る方法

#くらし   
フルーツの実と皮をきれいに分ける


フルーツを食べようと思った時、皮が上手くむけなかったりタネを取ろうとして身がボロボロになってしまった経験はありませんか? 今回は、皮が厚すぎたり薄すぎたりするフルーツでもきれいにむけるテクニックをご紹介します。

フルーツの皮を簡単にむく方法


6月5日放送の「あさイチ」(NHK)では、フルーツの皮を簡単にむく技術が登場。食べる前にちょっとした手間をかけるだけで、皮が扱いやすくなり実の部分をきれいに取りだせるようになります。

最初に取り上げられたのは、グレープフルーツのむき方。グレープフルーツは皮が厚くて硬いため、素手でむくという人はあまりいませんよね。皮と身をつないでいる部分はペクチンという物質でできているのですが、ペクチンを壊すには熱湯を使うのが効果的。熱湯に3分くぐらせた後、冷水の中で5分置いておけばミカンのように皮がむけます。

キウイや桃など皮の薄いフルーツは、密封袋にひと晩入れてから熱湯に30秒、冷水に15秒間くぐらせるだけでOK。皮と実がきれいに分かれ、つるんとむけるようになります。これは静岡県の農林技術研究所が開発した技術の応用版で、植物の成熟ホルモンの1つであるエチレンガスを利用したテクニック。袋の中がエチレンガスで満たされると、フルーツの周りの酵素が活性化。酵素が皮と実を引きはがしてくれるため、驚くほど簡単に皮むきが成功します。

どちらの方法も熱湯で茹でることになりますが、味や食感に変化はないので安心してください。挑戦した人からは「ツルっとむけるから缶詰みたいな実が食べられる」「味もおいしいままで最高」「ケーキのデコレーションに使いたいときにいいかも!」と好評の声が続出しています。

ユニークなフルーツのむき方


【写真】さくらんぼのタネ取りが簡単に


海外ではフルーツの簡単なむき方やユニークなむき方が数多くあるようで、YouTubeにやり方を紹介した動画が多数投稿されています。例えば小さなさくらんぼは細い口の瓶の上に乗せ、菜箸などを茎の根元部分に刺せばタネ取りが簡単に。出てきたタネは瓶の中に溜まるので、たくさんタネを取っても後片付けが楽チン。同じ要領でイチゴの下からストローを刺せば、簡単にヘタを取り除くことができますよ。

オレンジは真ん中にぐるっと切り込みを入れ、切り込みからスプーンやフォークの柄を刺して回しながら皮と実を剥がしてください。1周回して剥がし終えたら、皮を片手で持ってねじるときれいにむけるはず。剥がした上下の皮の中に実を戻せば、カプセルのようにかわいくて食べやすいオレンジが完成。

実が柔らかく包丁を入れにくいフルーツが多いですが、ちょっとした工夫で簡単かつきれいな状態で食べることができます。子どものおやつや来客に出すデザートにぴったりのアイデアなので、ぜひ試してみてくださいね。

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