公共の場で気になるワキの汗ジミ…“ワキ汗”が最も目立たない素材はどれ?

#くらし   
誰もが気になるワキの“汗ジミ”問題


立秋を過ぎても厳しい残暑が続いています。いまだ少し外を歩くだけでも汗だくですが、そんなとき気になるのが厄介な“ワキ汗”。シャツの脇部分が黒っぽくにじんでしまい、公共の場で恥ずかしい思いをした人も多いのではないでしょうか。

汗ジミを最も抑える素材は?


8月14日放送の「この差って何ですか?」(TBS系)では、“「ワキの汗ジミ」の差”を特集。「汗ジミが目立たないような、そういう素材があれば教えてほしい」という街行く人の声に応え、“ワキの汗ジミが1番目立たない素材”を追及しています。

番組では生地による汗ジミの差を評価するため、普段よく着る綿・麻・シルク・ポリエステルのシャツを用意。ワキに霧吹きで水を3回吹きかけ、シャツを着て30秒間ワキを締めるという実験を行いました。

実験の結果、汗ジミの表面積は綿が22.7平方センチメートル、麻が4.7平方センチメートル、シルクが3.5平方センチメートル、ポリエステルが1.1平方センチメートルに。なぜポリエステルが1番汗ジミが目立たなかったのか、文化服装学院専門講師の菅野めぐみ先生は「一般的なポリエステルは吸水性がゼロ」と解説しています。

そこで各繊維の断面図を見てみると、綿と麻は繊維の中央に穴が開いていて、シルクは真ん中に隙間が。それらに対しポリエステルの繊維には穴や隙間がなく、繊維の中に水分が吸収されにくいと判明しました。

ワキ汗についてはネット上でも関心が高く、「街中歩いてから電車に乗るとワキが気になってつり革を掴めない」「汗っかきだからこの時期はほんと気になって仕方がない」「ワキ汗が目立たないよう黒服率が高くなっちゃう」などの声が続出。検証結果が示されると、「これは有益すぎる情報!」「ポリエステルのシャツ買ってこなきゃ」といった反応が相次いでいます。

メーカーが打ち出す“ワキ汗対策”


【写真】ワキ汗対策を忘れずに


ワキ汗については各メーカーも対策商品を打ち出しています。「UNIQLO」は公式サイトで「エアリズム汗取りブラキャミソール」を“ワキ汗対策の救世主”として紹介。ワキ部分に汗取りパッドがついたアイテムで、シャツを羽織る際にはパッドを出して袖に挟んで使い、必要ない場合には内側にしまえるよう2WAY仕様でデザインされました。

日用品メーカーの「花王」は、ワキ汗対策アイテムとしてデオドラントシリーズ「ビオレ 薬用デオドラントZ」を発売しています。同商品はワキ汗のイヤなニオイを抑えるだけでなく、汗を“乾かす”ことにも着目。「汗瞬間ドライパウダー」技術を応用して、ワキに塗られたパウダーがワキ汗の吸収・蒸発を促進する役割を果たします。

暑い日の汗はどうしても止められないもの。それぞれの対策方法を生かして、汗ジミが少しでも目立たないように工夫したいですね。

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