入れ替え時期にこそ知りたい! かさばる布団をスッキリ収納する方法

「クローゼット内で雪崩が起こっていて、空間を上手に使い切れていないですね。布団収納のカギは、限りある空間をフルに活用すること! 布団を四角い『箱』状にコンパクトにすれば大丈夫ですよ」と、中山さん。早速“正解”を見せてもらいましょう。
【正解】布団はコンパクトに箱(キューブ)化しよう!
●POINT1:コンパクト化は圧縮ではなく人力で
「圧縮収納は布団が傷みやすいし、意外に難しいんです。コードレスタイプの掃除機では空気が抜きにくく、抜けたとしても半年くらいで空気が入って膨らんだり」。ベストは人の手の力で小さくすること!
●POINT2:「箱」化でスペースを有効利用
コンパクトにするときは、四角く「箱」化するのが最大のポイント。「収納空間にパズル感覚で『箱』を組み入れていけばいいので、ムダなすき間が生まれず、空間をフル活用できますよ」。
☆Lesson:来客用布団1セットを箱化!☆

敷布団、掛け布団、各シーツ、枕の1セットを箱化します。敷布団は幅があり、掛け布団は空気を含んでかさがあるので、すごいボリューム。

「SKUBB スクッブ収納ケース(大)」(93×55×19cm/イケア)を使用。敷布団など横幅のあるものの収納にぴったりです!

セットすべてを中に入れ、膨らみがちな掛け布団を手でギュッと押しながらファスナーを閉めたら、ケース1つに納まります。
☆Lesson:シーズンオフの羽毛布団S 2枚を箱化☆

シングルサイズの羽毛布団2枚。ふかふかだから積んだときに崩れやすく、雪崩を引き起こしやすい収納の難敵!

「SKUBB スクッブ収納ケース(小)」(44×55×19cm/イケア)を使用。布団のほかリネン類や衣類の収納にもおすすめです。

ケースのサイズに合わせて平たく畳んだ羽毛布団を2枚重ねてイン。上からギュッと押して空気を抜いたら、見事に納まります。


クローゼットで雪崩を起こしていた布団や外に出しっぱなしにされていた布団たち。いくつもの山脈ができてしまうほど、ハンパない量でしたが、すべてスッキリ「箱」化に成功! ギュギュッと人力で「箱」化を決行した結果、収納ケース(大)2個と(小)5個に納まりました。「『箱』状だから、もう雪崩が起きる心配もありません」。
☆これも便利! 収納グッズ☆

・コンパクト優収納L(70×55×45cm/東和産業):上から芯板で押さえることで、羽毛布団を約2分の1にコンパクト化して収納できる! 通気性も◎。S、Mもあり。

・吸湿・消臭AirJob® 布団収納袋(小:50×35×30cm、大:70×50×30cm/ディノス):紀州備長炭繊維®の高い吸着効果で湿気やニオイを素早く吸収。
【結果は……】こんなにすっきり収まった!

◆「箱」をパズルのように納めていけばOK
布団以外のものを別の場所に移動させ、クローゼットに7つの箱を組み入れて作業終了!「季節の入れ替えをしてスペースが空いても、ほかのものは入れず、戻すスペースを確保しておいてくださいね」。

●POINT:棚の底と側面にも布団収納用すのこを敷き、棒タイプの除湿剤を入れたので、カビ発生の心配なし!
来客用布団やシーズンオフの布団がスッキリ収納できていなかった! という人は、夏布団と冬布団を入れ替えるこの時期に、ぜひ試してみてくださいね。
撮影=三佐和隆士 編集協力=岸田直子 監修=中山真由美
Information
かつての“片づけられなかった”経験を基に、依頼者の気持ちに沿った整理収納アドバイスが大好評の救世主。本誌連載「集めすぎる人たちの神収納術伝説」でも腕を振るっている。
【関連サイト】
お片付けコンシェルジュ®
おすすめ読みもの(PR)
プレゼント応募

「「ノザキのコンビーフ(80g×6 個)」」
そのままでも調理してもおいしいから、ローリングストックに最適!
メルマガ登録で毎週プレゼント情報が届く!
新規会員登録する
読みものランキング
読みものランキングをもっと見る
レシピランキング
レシピランキングをもっと見る
レタスクラブ最新号
レタスクラブ最新号詳細