11歳で肥満だった人の7割は、大人になってからも肥満、という事実。

年末年始の暴飲暴食で、「いつの間にか身体に肉がついちゃったな」と気になる人も多い時期。
今年はご自身の体調・体型管理はもちろん、お子さんの体型の変化にも気を配ってみてください。
新刊『子どもがダイエットに一生悩まなくなる食事法』(KADOKAWA)から、子どものダイエットのヒントをまとめました。
昨今、塾通いや習い事に加え、携帯ゲームやテレビゲームの影響で、子どもの運動量は著しく減っているそう。
そして身体を動かさない子どもが増えているせいか肥満に悩む子どもや、逆に他人の目を気にするあまり拒食症になり、やせすぎに悩む子どもも深刻化されているのだとか。
実は、学童期に肥満だった子どもの4割、思春期に肥満だった子どもの7割が、大人になってからも肥満になるというデータが出ています。
つまり、11歳前後で肥満だった子どもの7割は将来も肥満だということです。
このデータからも、自分の子どもがそうならないために、早めの対策が必要だということがわかります。
子どもが肥満ややせすぎで悩む場合、原因は「適正な量の食事がとれていないから」だそうです。
このシンプルな答えは、当たり前に思われがちですが、実は多くの親御さんが見落としがちなポイントです。
つまり、肥満の子どもは適正な量に対して食べすぎていて、やせの子どもは適正な食事量を摂取していないということです。

『子どもがダイエットに一生悩まなくなる食事法』の著者の牧野直子さんは、高校生のときから、体重が変わらないそうです。
それは、小さいころから「適正な量」の食事の習慣が身についていたからだといいます。
「子どものころ、私の家では料理を大皿盛りにせずに、一人分ずつ盛って出されていました。
それで適量が身についたのだと思います。
たとえば太り気味の子どもだったら、この一人分ずつ盛るのをまず守りつつ、お菓子やドリンクでカロリーを取りすぎてないかを確認するところからはじめてみて。
実は思わぬところでカロリーを取りすぎていた、ということがわかるかもしれません。
逆に痩せ気味の子どもであれば一人分ずつ盛るときに、揚げ物などカロリーが高めな料理を取り入れるなど、料理で上手に栄養をとるとよいでしょう」
子どもの健康管理は親の仕事のひとつ。
子どもが将来ダイエットに悩まないためにもいまからできることはしてあげたいですね。
本の中では簡単に作れる子どものための料理も多数紹介しています。
撮影=田尻陽子
著=牧野直子/「子どもがダイエットに一生悩まなくなる食事法」(KADOKAWA)
Information
『子どもがダイエットに一生悩まなくなる食事法 』
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