もうバタバタ、イライラしない! プロに聞いた「朝の支度がラクになる『見える』片づけ」テクニック
小物収納は「見えやすさ」が命!

服は決まったのに…クローゼットの引き出しがぐちゃぐちゃで目当ての靴下が見つからない! 朝の〝あるある〟です。解消法は以下の3つ。
【靴下】長さ別に場所を区切ると選びやすい
畳んであると長さが分からない靴下やインナー。「長さを分けずに入れると、上から見ても欲しいものがすぐ取れません。一つずつ広げて確認するのも時間のムダ。ケースで区切り、長さ別にするのがベスト」と吉川さん。

【スカーフ】【帽子】ゆとりある収納ですべて見える化!
こまごましたファッション小物は、引き出しにぎっしり詰めてしまうと奥のものが見えず、迷子になりがち。「つるす収納や浅めのカゴなどを活用して、スカーフや帽子などが一つずつ見えるようにしましょう」。

【引き出しの前のスペース】ものを置かない
引き出しの前にものを置くと、どこに何が入っているか見えづらくなる原因に。「あけるたびにものを動かす手間もかかります。取り出すときのアクションは最小限にし、見えやすさ、取りやすさを意識して」。

子どもとルール決めする
忙しいのに子どもに「あれはどこ?」と聞かれて、イライラするのも朝の〝あるある〟。場所を確保し、子ども自身が管理できるようにルールを決めておくことが大事!
【子どもの服・下着】シンプルなラベリングで子どもが管理しやすい工夫を
ポイントはしまう場所とものを明確にすること。「引き出しやハンガーにそれぞれの名前を貼り、ここは下着と靴下だけ、ここは上着だけと定位置を決めます。子どもも自分のテリトリーがあると、進んで片づけてくれますよ」。


【お道具セット類】定位置を決めてあるかないか一目で分かるようにする
ラック1段分をお道具セット置き場に。「学校から持ち帰ったら本人がここに置くルール。子どもが自分でものを管理することで、定位置になければ家にはないと判断でき、〝あれはどこ?〟と聞かれることがないんです」。

必要なものは動線に合わせて置き場所を工夫
すぐ出かけるのに必要なものが見つからない! そんな悩みは、朝の動きをシミュレーション! 動線に合わせた置き場所を確保しましょう。
【財布】【鍵】【スマホ】バッグからカゴなどに全部出してリビングやバッグの近くに置く
「必ず持ち歩く財布や鍵、スマホなどはまとめて1カ所に置いておきましょう。カゴならすぐに居場所を確認でき、家で必要なときもサッと取れます」。カゴはリビングかバッグ付近など、外出直前に持ち出しやすい動線に置いて。

【マスク】置き場を玄関につくれば出かける直前も慌てない
「冬の必需品のマスクは、ブーツを履いたあとに忘れたと気づくことが多くて。脱いで取りに行くのは面倒だし時間もかかるので、思い切ってげた箱の中に入れています」。同様にハンカチやティッシュなどを玄関に置いても。

これでもう、朝からバタバタ、イライラすることなし! ちょっとした整理収納の工夫で気持ちよく一日をスタートできますね。
撮影=三佐和隆士 イラスト=河原七苗 取材・文=鈴出智里
Information
収納スタイリスト。夫と子ども4 人の6人家族。片づけられなかった自身の経験と主婦目線での収納テクが人気。『なかなか捨てられない人のための 鬼速片づけ』(アスコム)など著書多数。
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