夜こそ“探す時間”をなくす! 紙もの「スピード整理」で、「余裕ある明日」に

油断していると交ざってしまって、どれがどれだか分からなくなるプリント類。「子どものプリントは、家に入ってきた日に仕分けるのがポイント」と吉川さん。次の3ステップで、すぐに仕分けられる仕組みをつくりましょう。
【STEP 1 】上段に子どもがプリントを入れる
学校のプリント類は、書類トレイを2段重ねて、子どもとのやり取りの場に。「毎日子どもが上段に入れ、その夜に私が必ず確認。トレイになければ、出してと声をかけています」。

【STEP 2 】親が仕分ける
保管するもの→下段へ
子どもに戻すもの→子どもの棚の中へ
【STEP 3 】下段を1週間ごとに見直し
保管が必要なプリントは、クリアファイルに入れて下段に。「ファイルは子どもごとに分けておけば、見返すときもラク! 毎月のお便りなどは最新のものだけ残します」。

〈さらに…〉スケジュールをひとつにまとめればいちいち紙を見なくてもいい!
「私は子どもが4人いるので、毎月のスケジュールが書かれたプリントを、いちいち確認するのは一手間。まとめてボードに書き出せば一目で分かり、夫婦の情報共有もラク!」

手紙やDMは、必要なものとそれ以外に分ける

日々届く手紙やDM。届いたものをそのまま机に置くと、必要な書類が埋もれる原因に。「書類はため込んだ分だけ、探すのがたいへんに。ためないためには、手に持った瞬間に仕分けられるかが勝負!」。仕分け方は次の3つ。

【処理するもの/請求書など】支払い関連はすぐバッグに入れると忘れない
「支払い用紙を持ち歩いていれば、出先でコンビニや郵便局があったときにすぐ支払えるので、漏れがないんです」。用紙はA5のクリアファイルに入れておくと便利。

【保管するもの/通知書など】古いものを処分しておけば最新のものがすぐ分かる
年金の加入状況の通知書などは、一定期間保管しておきたいもの。「通知書は、見返すとしても最新のものがあれば充分。届いたら、古いものは捨て、新しいものだけ保管を」。

【捨てるもの/DMなど】迷わず、すぐにゴミ箱へ
チラシやフリーペーパーなど、明らかに不要なDMは即処分。「宅配メニューはネットで確認できるので捨ててOK。処理する書類は必要なものだけ抜き、封筒は捨てましょう」。

特に重要な紙ものは「大・中・小」がコツ!
保険関連や医療関連など、保管が必要な紙ものを交ぜてしまうと紛失の原因にも。正しく分類することで、一気に探しやすさ抜群に。
【小】書類の種類別にクリアファイルに入れる
「書類の種類ごとにクリアファイルに入れるのが小分類。見やすい部分にラベルを」。レシートなどの小さい書類はポケット型ファイルへ。

【中】ジャンル別にインデックスファイルに入れる
中分類としてクリアファイルをジャンルごとにまとめ、個別フォルダーに。「これもインデックスにジャンル名を書くといいですね」。

【大】すべての書類をファイルボックスに入れる
中分類はファイルボックスにまとめて大分類に。「中分類が複数ある場合は、その分類名をボックスの正面に記載しておくと、探しやすくなります」。

これで「大事な書類が見つからない!」と夜、探しまくるムダな時間もなくなります! 余裕をもって翌日を迎えられるって、ママ最大の幸せかも~。
撮影=三佐和隆士 イラスト=河原七苗 取材・文=鈴出智里
Information
収納スタイリスト。夫と子ども4 人の6人家族。片づけられなかった自身の経験と主婦目線での収納テクが人気。『なかなか捨てられない人のための 鬼速片づけ』(アスコム)など著書多数。
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