「見えない糸と針で縫い物をする認知症の母」ペコロスの母に会いに行く(4)【連載】
母ちゃん、ぼけてよかったな。
80歳の母が父を亡くした年に認知症になった。
自身の体験をもとに描かれた、ぼけと家族の物語。
これまでも映画やドラマ、舞台など、多くの作品が作られ、2019年5月にはアニメ放送が決定!
認知症の母との何気ない日常が、多くの共感と感動を呼んでいるベストセラー『ペコロスの母に会いに行く』から文庫化と電子書籍化を記念して全9回連載でお届け! 今回は第4回目です。
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第4回◆見えない糸と針で縫い物をする認知症の母
著=岡野 雄一/「ペコロスの母に会いに行く」(KADOKAWA)
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Information
『ペコロスの母に会いに行く』
父を亡くした年、80歳の母の認知症が始まった。10人姉弟の長女でしっかり者の母。酒飲みの夫と二人の息子を抱え、懸命に生きてきた。「だけんもう、何もかんも忘れてしもて良かろー?」ようやく身軽になれた母に、僕は会いに行く。時にほがらかな少女に、初々しい妻になる母に。母ちゃん、ぼけてよかったな――。
第42回日本漫画家協会賞優秀賞受賞、ベストセラーとなり映画化された、笑いと感動のコミックエッセイ。新たに18篇を収録!エッセイ・伊藤比呂美
【2019年5月アニメ化決定!NBC長崎放送で放送開始予定】
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著者:岡野 雄一
漫画家、シンガーソングライター。1950年長崎市生まれ。自費出版した漫画が地元で話題になり、 2012年に『ペコロスの母に会いに行く』(西日本新聞社)を出版。第42回日本漫画家協会賞優秀賞を受賞。20万部超のベストセラーに。ドラマ化、映画化され話題となる
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