家庭科2だったけど簡単! MYマスクを作ってみた
コロナウイルスによるマスク不足。
花粉症もあいまって、「もうこうなったら、マスク自作しよう!」と思いたち、ネットで一番簡単な作り方を見ていたら、「“接着芯”があったほうがしっかりしたものが作れる」とのこと。
家庭科が2(!)だった私としては、「接着芯」がどんなものか想像もつかなかったのですが、100均で安く入手できるとのこと。(※4月22日追記:マスクに接着芯を使用することについて文末に注釈があります)
さっそく買いにいってみると、ありました♪

・「接着芯(片面接着タイプ)」100円/1枚(税抜き)
布って1枚だとペラペラで、洗濯するとクシャクシャになってしまうほどヤワなもの。でもこの樹脂つき素材を裏からアイロン接着すれば、ハリをもたせられるとのことです。

樹脂の接着剤のついている面はザラザラした感触で、すぐに見分けがつきます。
<サイズ>約75×100cm(約30g/平方m)
<材質>ポリエステル100%、EVA樹脂(接着糊)
100均のは薄手で扱いやすく、たくさん入っていてお買い得。
今回買ったものは<片面>接着芯といって、片方の面だけに接着のりがついています(両面もあります)。
【用意するもの】
・道具…ミシン、アイロン、あて布、はさみ、型紙(私は見よう見まねで自作)、チャコペンシル
・材料…マスク用布、耳かけ用ゴムひも、内布(口に当たる部分の布・ハンカチなどでもOK)
製作開始!

こちら、100均で買い置きしてあったUVマスク。
この形をベースに、ダンボールで型紙を作りました。

チャコペンでアウトラインを描き、おおまかに切り抜きます。

下から、
1.接着芯(※接着剤塗布面を上に)
2.布
3.あて布
の順にアイロン台に敷き、「中」の温度でアイロンがけします。

アイロンはすべらせず、ぎゅっと押し当てながら位置をずらしていくと、しっかり接着できます。

このとおり、パリッとハリ感のある布になりました。

はさみでカットし、ミシンがけします。

真ん中の上下部分をすこし内側につまんでマスクを立体的にしてみました。
裏側は汚いですが、見よう見まねで縫うこと数10分。
口の当たる部分にガーゼ布を縫いつけ、耳ゴムをとおして完成です♪

糸の飛び出しやツレがあり、できばえはイマイチですが、だんだんおもしろくなって何枚も縫ってしまいました。
家庭科で2をとり、それ以来ミシンを触っていない私にもできるなんて、ちょっとうれしい♪
正しい作り方ではなく我流ですが、いちおうマスクの形になってくれました。
この春は、思い入れのある自作マスクで乗り切りたいと思います。
(2020年4月22日追記)
※メーカーおよび販売している会社に取材したところ、「接着剤として使用されている樹脂の種類によってはホルマリンが含まれていることがあるのでオススメはできません」「接着材として使用している樹脂はマスク用に開発したものではないため、吸引しても問題ないというエビデンスがとれていません」というコメントを得ました。
マスクへの接着芯のご使用は、よくご検討いただきますようお願いいたします。
文=ちょこみん
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