外出自粛生活のへとへとを吹き飛ばす、オンライン飲み初体験

自粛生活に入り、飲み好きな友人知人たちから「職場と家の直行直帰だけだと、ストレスの蓄積がハンパない」、「どこかのタイミングで爆発しそう」なんて声がチラホラ届き始めました。これはついに巷で話題のアレを結構する時なのかもしれません。ということでやってみました、初の「オンライン飲み」。オンライン飲みが話題になり始めた当初は「それ、楽しいの?」な~んて思っていたのですが……ヤバい。意外や意外、すっごい楽しいぃ!
記念すべき第1回目は友人夫婦と開催。スタート時間しか決めていなかったので「1時間くらいかな?」とぼんやり思っていると、あっという間に3時間。いやあ、私ってば雑談に飢えていたのねえ……。
自分はもともと在宅仕事なので、外出を自粛されてもさほど苦じゃないと思っていたのですが、今思えば家で仕事をしていても、お店や子供関係など「外の人」と案外会話をしていたことに改めて気づきました。それが消えると、気分転換がなかなか難しい。そんなタイミングでのオンライン飲み。電話でのおしゃべりも悪くありませんが、向こうの光景が見える飲みが、予想外に新鮮~。
先方は照明を落としたリビングで飲んでいて、友人夫は画面には現れず、少し遠い場所から声だけで参加。なんか、この図に既視感……と思ったら、昔読んだSF漫画でした。各国のシェルターと、画面で通信するというよくある描写。不謹慎ながら、ちょっとテンション上がっちゃいましたね。そして雑談していると途中で聞こえてくるのは、先方家庭の1歳の子供が起きてしまって泣く声。「小さい子供がいる夜」という懐かしさもおすそ分けしてもらった感じでした。

第2回目は、仕事関係の知人たちと「ZOOM」を使っての飲み会。中年の集まりなもので、ZOOMがよくわからなかったりなんだりで、それぞれの家族が呼び出され、画面に登場するのが面白い。普段の外飲みではまず出会わない、相手の自宅&家族という光景。こちらも、思わずほっこりしてしまいます。さらに我が家の子供が画面に割り込んでしまうと、皆がそれぞれのペットを画面に出してくれたりする展開になり、いつの間にやらZOOM動物園状態!
そのうち「オンライン飲みあるある」も語られるようになるのでしょうかね。
以前ネットで見かけた「オンライン飲みのメリット」では、マイペースで飲めるのがいい、途中でコーヒーなどを飲んでも、空気がしらけない! と語られていて、そのときは「なるほどー!」と感心したものの、実際やってみると自分に全く当てはまらず笑った。
自分の場合は、こんな感じです。
・家飲みは店と比べると断然財布に優しい。からの飲みすぎる。
・隣の部屋に布団があるから、即倒れこめる安心感→飲みすぎる。
・外飲みは、同行者の趣味にあわせて気分じゃないつまみ&酒の時もある。オンライン飲みは好物「だけ」を並べられるので、多幸感ハンパない→飲みすぎる。
そんな感じで飲み過ぎてしまい、ノンアルコールのメンバーもいる中、結構酔っぱらい、翌日恥ずかしい気持ちがジワジワ……。ですが懲りずに、近いうち見知らぬ人も多数参加する、大所帯オンライン飲みにもトライしてみる予定。
ただでさえ運動量が減る自粛生活ですから、ほどほどにはしておこうとは思いますが(ホントか⁉)。
文=スモモスキー
スモモスキー

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