おこもり生活、大丈夫…じゃない! 行きついた親も子もストレス最小限の過ごし方

#フレンズ 

みなさま、おこもり生活、大丈夫ですか?


私は大丈夫ではありません(即答)。

思い起こせばもう8週前、急な休校が決まった時は、ショックながらもなんとか前向きに、いろいろやろうとしたんです。

オリジナルの時間割を作って、勉強もしっかり、工作や音楽、運動も楽しく。

オンライン学習を使って、子どもが飽きないように、予習復習。

一緒にクッキングなんかして、この時しかできない経験を。

はい。無理でした。結果として、「学校ってすごいな……ありがたいな……」と心底思わされました。


時間通りに、時間内で、目標の勉強させるってすごくないですか。

うちの小3と小1、ちょっと目を離すとダラダラしてたりおもちゃに手を伸ばしてたりするんですけど。

私が注意すると、それに便乗して自分のことは棚に上げて相手をけなして、ケンカに突入、私のカミナリドッカン、そんなのが3分間隔でループするんですけど。

工作やクッキングや音楽や運動も、私の思惑通りにいくわけもなく「そっちやりたい」「これは無理」「にいにずるい」「妹ちゃんジャマ」「キー」「ガー」

仕事ができないのはある程度覚悟してましたが、ここまでとは。家事すらもままならない、溜まるストレス、ああもう無理!となったのが、2週間ほど経った頃です。


それからは、時間割は撤去。代わりに、Eテレタイムをいつもより延長。サブチャンネルも駆使して、10時半ごろまでとし、その時間は「勉強タイム」にカウントすることにしました。

子どもたち、大人しく見ててくれますし、興味がない番組の時は勝手に本(と言ってもキャラクターブックやゲームの攻略本)を読んでたりしてくれるので、私はメールの返信などちょっとした仕事をすることができます。ちなみに今この文章もEテレタイムに書いてます。

その後軽い片付けをみんなでして、お茶休憩もとりつつ、宿題タイム。30分ほど付きっきりでやります。2人のやる内容が違うので、それぞれの質問に答えてたら、「勉強見ながら家事」なんてできないことに気づいたので、ここは開き直って、どっぷり。ストレスは、片方の質問に答えてる間にもう片方に「ママ〜、ママ〜、ママママママママ」と言われることくらいで、それはもうしつこく「ちょっと待ってて!!!」と言うしかないですし。

宿題が終わったら、みんなで家事。掃除、洗濯物干し、お昼ご飯作り。

それぞれ「掃除機係」「シャツ系をハンガーにかけ係」「ご飯よそい係」など役割分担して、それを日替わりにしてケンカを極力回避。


そして午後は、念願の自由タイム。息子はゲーム、娘はタブレットで動画を見ます。

私はというと、昼寝です。ここでとにかく体力温存です。1時間半ほど寝るとめちゃめちゃスッキリします。子どもも思う存分楽しめて満足げです。

おやつを食べたら小一時間、家の前のスペースでなわとびなど体を動かします。私はそれを眺めながら、スマホで諸々の連絡タイム。雨の日は家の中でできることをいくつか、ダンス動画を見て一緒に踊ったり、トランポリンをしたり、リングフィットやったり。

晩ご飯を作って食べてお風呂に入って、子どもが寝てからが、私の時間、おひとりさまタイム。もう、これのために1日を過ごしています。昼寝もこのためです。仕事もガッツリ、無事に終わったらマンガやゲーム。お風呂を追い焚きしてスマホ持ち込んでゆっくり浸かったり、夫とダラダラお酒飲んだり。


こんな生活を送っていると、学校のありがたみはもちろん、普段当たり前にできていた「子どもと一緒におでかけ」が、心の底から恋しくなります。

今は、スーパーへの買い物も、子連れでいけない状態。子どもと一緒に、これ安いね、晩ご飯これにしよう、このお菓子買って?などの会話をしながらできたことすら、いい経験だったな、なんて思います。

日常が戻ったら、当たり前に感謝しながら、たっくさん「子どもとおでかけ」するべく、今から行きたいところをリストアップしてます。

作=うだひろえ

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うだひろえ

うだひろえ

マンガ家/イラストレーター。愛知県生まれ。2008年『夢追い夫婦... もっと見る

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