【若林理砂 ぼんやり体調を整える】キーワードは「人混みは避ける」「太白ごま油」「ワセリン」。乾燥を予防して保湿をしっかり!

#美容・健康   

鍼灸(しんきゅう)師の若林理砂さんが「ぼんやり不調の整え方」を語る、「ぼんやり不調を整える 若林理砂の二十四節気の養生暮らし」。立春(りっしゅん)~雨水(うすい)=2月4日~2月18日ごろ、に始めたい“季節の変化への備え”を教えてもらいます。

●お悩み/お肌がカサカサで……

【保湿をしっかり行ない、乾燥を予防する】

立春を迎え、いよいよ春の到来です。少しずつ季節の変化を感じられる頃になりましたが、寒さはまさにピーク。空気も乾燥しているので、インフルエンザやノロウイルスといった感染症にも注意が必要ですね。この冬は例年より、感染症の流行の始まりがやや早かったようです。流行が早いということは、感染症のシーズンがそれだけ長くなるということ。できるかぎり人混みは避けるなど予防に努めましょう。

肌の乾燥も気になる頃なので、スキンケアは保湿を重視。お風呂から上がったら、5分以内にクリームやオイルなどで保湿することがポイントです。この時期は皮脂の分泌量が少ないので、体を洗うときも乾燥予防に一工夫。洗浄剤は気になる所にのみ使用し、手でなでるようにやさしく洗うくらいでOKです。乾燥がひどく気になる場合は、薬局で売っている尿素を大さじ1くらいお風呂に入れると、肌が潤いますよ。

季節の変わり目を健やかに過ごし、気持ちのいい春をスタートさせましょう。

●今季の養生食材

【癖がなく使いやすい太白ごま油を料理に】

油を摂取して、体の内側からも潤いをアップ。オススメは、太白ごま油。黒ごまと白ごまを混合して搾られているため、東洋医学でいう腎と肺の機能を高めます。

●今季の養生ワザ

【子どもも使えるワセリンで全身保湿ケア】

全身の保湿に便利なのが、ワセリン。肌表面に油膜を作り、皮膚を保護します。無味無臭で刺激もないので、目の周りや唇などにもOK。子どもにも使えます。

●「二十四節気(にじゅうしせっき)」でいうと今は…

【立春(りっしゅん)~雨水(うすい)=2月4日~2月18日ごろ】

梅のつぼみがほころび、春の始まり。新しい季節の訪れに、心が躍るよう。季節の変わり目を健やかに過ごし、気持ちよく春を迎えましょう。

【東京ウォーカー/記事提供=レタスクラブ】

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Information

教えてくれたのは:鍼灸師 若林理砂さん
アシル治療室院長。新規の予約が取れないほどの人気鍼灸師。東洋医学や古武道術に精通し、独自の食事・生活指導も行なう。若林理砂 公式ツイッターhttps://twitter.com/asilliza

イラスト=ねこまき 取材・文=彦田恵理子

出典:雑誌『レタスクラブ』掲載の連載「ぼんやり不調を整える 若林理砂の二十四節気の養生暮らし」

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