片付けは「捨てなくていい!」 掃除の達人・古堅純子さんの暮らし方の極意3か条

#くらし   

外出自粛で、家の中の汚れや乱れが例年以上に気になる2020年の年末。かといって自宅にいる時間は何かと忙しく、掃除にじっくり取り組む余裕はない……。この時期、部屋を短時間でラクにすっきりさせたい人のために、『シニアのための なぜかワクワクする片づけの新常識』(朝日新書)などで人気の整理収納アドバイザー古堅純子さんが片づけ&掃除のコツを教えてくれました。

12/16にオンラインセミナー「大掃除をがんばらなくていいくらし方」を開催


①捨てるのが大変なら「寄せる」
モノを減らせばすっきりするのは分かっているけれど、要不要の仕分けをして捨てるという作業は、思った以上にヘビーなもの。「『捨てる』ことが大変であれば、捨てなくてOK。不要に思えるものは『寄せる』のがおすすめです。寄せる場所は、部屋の隅の目立たない箇所や、使っていない部屋、棚の奥などがねらい目。箱に入れて隠すだけで部屋がすっきりして、生活空間が快適になります」(古堅さん)

②「散らかりにくい部屋」が福を呼ぶ
不要なものを「寄せる」と、空間ができます。居心地の良い空間を作るコツは、人が暮らす場所とモノの場所をしっかり分けること。「家族がくつろぐ部屋にモノが多いと、そこは必ず散らかります。そこにモノがないだけで、自然と部屋はスッキリします。ストレスもモノも蓄積させない部屋作りを目指しましょう。散らかりにくい部屋を意識してモノを『寄せる』ことで、好循環が生まれます」(古堅さん)

③サッとひと拭き!「汚れをためない清潔な暮らし」を意識する
水回りや広い面積を一気にきれいにしようと思うと、時間も労力もかかってしまい、なかなか重い腰が上がりません。「汚れは、汚れた時にすぐに取り除くのが理想的。室内用の各種洗剤をスプレーに入れておいたり、拭くための布を取り出しやすい場所にスタンバイしておくなど、すぐに使える道具を用意しておくことが大切です。道具を手に取りやすいだけで、掃除のハードルはグッと下がります」(古堅さん)

オンラインセミナーでは、すぐに実践できるノウハウを伝授


この3か条を中心に、12/16には古堅さんのオンラインセミナー「大掃除をがんばらなくていいくらし方」が開催。古堅さんのおすすめ洗剤・サニーシールドの紹介や、暮らし方のノウハウをレクチャーし、好評のうちに終了しました。

「私の講座にいらっしゃる方は、『お料理は好きだけど、掃除が嫌い』という人がなぜか多いのです。料理のような創造する作業は得意だけど、片付け(掃除)は後処理なので苦手なのかもしれません。でも、そういう方にこそ“掃除がしやすい環境”が必要だと思います」(古堅さん)

先生の元気あふれるトークに、参加者からも多くの反響が寄せられました。

「母が料理苦手・掃除得意なタイプで、先生のお話とは逆ですが、当たっていたので驚きました」(SOさん/38歳)
「実家の父が大量のテープを手放さず、年末の大掃除で毎年喧嘩になるのですが、今年はテープを寄せるだけで解決できそうです」(KOさん/43歳)
「片付け下手な自分が嫌いでしたが、合理的に生活をして、無理のない範囲で手をかければ汚れない部屋になるのだと知り、とても心が軽くなりました」(MTさん/51歳)

構えずに始められる「暮らし方」を取り入れて、新しい年を気持ちよく迎えたいものです。

【レタスクラブニュース編集部】

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著者プロフィール:
古堅純子(ふるかた じゅんこ)
1998年、老舗の家事代行サービス会社に入社。20年以上現場第一主義を貫き、お客様のもとへ通っている。5000軒以上のお宅に伺いサービスを重ね、独自の古堅式メソッドを確立。整理収納アドバイザー1級。個人宅や企業内での整理収納コンサルティング 、家事効率化支援事業を展開。テレビ・ラジオ・雑誌などメディア取材協力も多数。

◆古堅純子オフィシャルブログ
「あなたの暮らしに愛と笑顔を届けます」

◆古堅純子Youtubeチャンネル
「週末ビフォーアフター」


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