作業時間15分でパンが⁉ 簡単にできて大人気の「基本のこねないパン」を作ろう

こねたり、発酵したり…とにかく大変そうなパン作り。
失敗もしたくないし…、となかなかはじめられない人が多いとよく聞きます。
ここでご紹介するのは、面倒な手間を省き、さらには良いところたっぷりの「こねないパン」。
前回の配信後に「ハマった!」という声続出。
まずそのこねないパンの魅力迫っていきます。
こねないパンのここがすごい!
・保存容器内で作るから周りが汚れない
・冷蔵庫発酵だから生地をほったらかせる
・生地の作りおきができる
・オーブンだけでなく、トースターやフライパンでも作れる
作業時間も、計量含め作業時間は15分くらいとお手軽。
また、作りおき生地を使えば毎日そこから切り分けてあとは焼くだけ…なのでいつでも焼きたてパンが楽しめます。
ぜひ作ってみてください。
[ 材料・作りやすい分量 (24個分) ]*1個分79kcal/塩分0.3g
・粉類
∟強力粉 ...400g
∟砂糖 ...20g
∟塩 ...6g
・牛乳液
∟牛乳 ...1カップ
∟水 ...80g
∟インスタントドライイースト ...4g
・バター ...20g
・打ち粉 (強力粉) ...適量
下準備
・牛乳液を作る。牛乳は冷蔵室から取り出し、室温に約10分おく。ボウルに入れて水を加え、ドライイーストをふり入れる。そのままドライイーストが溶けて沈むまでおく。
・バターは室温(15~30°C)におき、指がすっと入るくらいまでやわらかくする


〈POINT〉ドライイーストは液体に溶かすと発酵が進みやすくなる。スプーンなどで混ぜるとドライイーストがだまになるので、直径約15cmのボウルになるべく重ならないようにふり入れ、自然に溶けて沈むのを待つ。
1. 混ぜる

保存容器に粉類を入れ、カードで均一になるまでさっと混ぜる。牛乳液を8割ほど加え、カードで切るようにして粉っぽさが少し残るくらいまで混ぜる。
〈POINT〉容器から粉類がこぼれないよう、初めはゆっくりと混ぜる。
2. 残りの牛乳液を加え、混ぜる

粉けが多いところに残りの牛乳液を加え、粉っぽさがなくなるまでカードで切るように混ぜる。
〈POINT〉保存容器の四隅に粉が残らないように注意。
3. 生地を折り畳む

生地を奥側から手前に指先で折り畳み、ギュッと押し込むようにする。同様に生地の表面がなめらかになるまで1~2分折り畳み続け、1つにまとめる。
〈POINT〉片手で保存容器を少しずつ回しながら、利き手で折り畳んでいくと、むらなく混ぜられる。
4. バターを加え、混ぜる

バターを加え、手で握るようにしてバターがなじむまで3~4分もみ混ぜる。
〈POINT〉バターのつや感が落ち着いて、生地がマットな状態になればOK。
5. 冷蔵室で発酵させる


生地の表面を両手で引っ張るようにし、生地を下でつき合わせて丸める。容器にふたをして冷蔵室に入れ、生地が1.5~2倍にふくらむまで約8時間おく。
〈POINT〉時間があれば、生地を室温に約20分おいてから冷蔵室に入れるとよく発酵し、ふくらみやすくなる。冷蔵室に入れた状態で、生地は3~5日間保存可能。残った生地は1日1回丸め直すこと。
6. 生地を切り分け、焼く


6個焼く場合は、生地の1⁄4量(約180g)を使用。使用する部分に打ち粉をふってカードで取り分け、保存容器のふたの上に置いて6等分に切る。受け皿に間隔をあけて並べ、オーブントースターで約11分焼く。網にのせ、粗熱をとる。
[オーブン] 180°Cに予熱し、約15分焼く。
[フライパン]ふたをして、弱火で両面を約7分ずつ焼く。
* * *
基本のこねないパンの生地を使って、おかずパンやおやつパンも作れますよ。
<レタスクラブ21年3月号より>
調理/吉永麻衣子 撮影/田村昌裕 スタイリング/河野亜紀 栄養計算/スタジオ食 編集協力/中田裕子
【レタスクラブ編集部】
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