中華なのに、普段使いしやすい程よいボリューム! 「豚つくねと長芋の黒酢酢豚」

#食   

こってりがっつりで食べ応えのあるメニューが多い中華料理。麻婆豆腐や青椒肉絲、酢豚など、ご飯との相性が良いものも多く、しっかりめに食べたいときによく作る!という人も多いのではないでしょうか? 私も中華料理が大好きです。

が、家族で食べるとなると、みんなの食欲や状態を見てメニューを考える必要もあります。あんまり重いものは食べたくない…って人がいることも少なくないですよね。でも、がっつり食べたい人もいる。そういうとき、みんなが嬉しい料理はないものか…。

と思っていたら、『3分クッキング』3月号の特集「鶏つくね、豚つくね」に気になるレシピを発見。「豚つくねと長芋の黒酢酢豚」! 酢豚というと、豚肉に下味と衣をつけて揚げて、にんじんや玉ねぎ、ピーマンなどの野菜と一緒に甘酸っぱいあんでトロッと仕上げるのが一般的ですよね。でもこのレシピでは、豚つくねを素揚げしています。それに長芋が加わることで、重さが抑えられそう! 早速作ってみました。

やさしい甘酢が懐かしい味わい
『豚つくねと長芋の黒酢酢豚』

やさしい甘酢が懐かしい味わい『豚つくねと長芋の黒酢酢豚』

材料(4人分)

つくね
 ・豚ひき肉…………350g
 ・溶き卵…………1/2個分
 ・小麦粉…………大さじ2
 ・ごま油…………小さじ2
 ・塩、こしょう……各少々
長芋……………1/2本(400g)
パプリカ(赤)……1個(200g)
甘酢
 ・黒酢…………………1/2カップ
 ・砂糖、しょうゆ……各大さじ5
 ・片栗粉…………小さじ2と1/2
 ・水……………………1/3カップ
万能ねぎ……1~2本
●油

作り方
1 つくねの材料をボウルに入れ、粘りが出るまで練り混ぜる。長芋は5mm厚さ、一口大の四角に切る。パプリカは縦半分に切ってヘタと種を除き、短冊切りにする。甘酢の材料は混ぜる。

2 フライパンに油を3cm深さに入れて170℃に熱し、長芋とパプリカを入れ、長芋が透き通ったらとり出す。つくねは一口大くらいに丸めて入れ、火が通って少し色づいたらとり出す。

3 油をよくきった2を別のフライパンに入れて火にかけ、甘酢の材料を再びよく混ぜて加える。混ぜながら強火で煮立て、とろみがついたら火を止める。器に盛り、薄い斜め切りにした万能ねぎを散らす。

* * *

素揚げした豚つくねで食べごたえやボリュームをキープしながらも、衣をつけないことや、野菜をパプリカや長芋などさっぱりとしたものに変えたことで重さを軽減。これなら、家族みんながおいしく食べられます。今回は実家に帰省中の晩ごはんとして作ったのですが、求めるボリュームが違うみんなが大満足! あっという間に完食してくれました。「なんかいつもと違う!」という感じもいいですね。リピ確定です!

調理、文=月乃雫

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Information

“毎日おかず”の新定番! 鶏つくねと豚つくね

第1特集は「鶏つくね、豚つくね」。練るひと手間はかかるけれど、やわらかく、食べやすく、うまみぎっしり。野菜を中に入れたり、合わせたりすれば、いつもの肉メニューとは違った新味のあるおかずの完成です。にんじん入りの鶏つくね、お好み焼き風の豚つくねなど、食欲をそそる19レシピをお届けします。
第2特集は、作るのも楽しい「春の太巻きとおいなりさん」。好評連載「飛田和緒さんのひだめしの素」は「わかめのしょうが炒め」、「Mizukiのやみつき懐かしスイーツ」は「フライパンパイナップルケーキ」です。

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