【若林理砂 ぼんやり体調を整える】キーワードは「気の巡り」「山菜」「花粉症撃退」。早起きして体を動かす習慣を!
冬の気を追い出し、春の季節に対応できる体にしよう

鍼灸(しんきゅう)師の若林理砂さんが「ぼんやり不調の整え方」を語る、「ぼんやり不調を整える 若林理砂の二十四節気の養生暮らし」。雨水(うすい)~啓蟄(けいちつ)=2月18日ごろ~3月5日ごろ、に始めたい“春に対応する備え”を教えてもらいます。


●お悩み/のぼせたり、肩が凝ったり……なんとなく不調

【古い気を追い出して、春の気を取り入れる 】

草木が芽吹き、日本列島の南から関東地方にかけてはますます春めいてきましたね。時折暖かさが感じられる気持ちのいい季節ですが、不調が現われる方も少なくありません。

この時期を健やかに過ごすためには、「肝」を元気にすることがポイントです。肝は、体の勢いをつかさどり、血を貯蔵する役割を持つ重要な臓器。新芽が上に伸びるように、肝の気は上に昇る力が強いと考えられているため、このバランスが乱れて気が上昇し過ぎると、のぼせや肩凝りといった不調を引き起こしやすくなります。

肝の暴走を抑えるために最適な食材が、春の山菜です。山菜の持つ苦みや爽やかな香りには、体を冷ます作用があり、上に昇りがちな熱を下げて体の気の巡りを促してくれます。冬の古い気を追い出し、新しい気を取り込みやすくするので、春の季節に対応できる体になるのです。

また、冬の時期お寝坊さんだった人は、そろそろお日様と一緒に起きて、散歩やストレッチなど、少しずつ体を動かす習慣を。伸びやかに活動を始め、春を楽しみましょう。


●今季の養生食材

【苦みのある山菜で春の気を活性化】

ふきのとう、うど、たらの芽といった春の山菜は、老廃物を押し流す作用を持つといわれ、春の気を活性化させる食材です。天ぷらやお浸しなどで、春の味覚を味わって。

●今季の養生ワザ

【早めの服用で、花粉症を撃退!】

花粉症に有効とされる漢方には、小青竜湯(しょうせいりゅうとう)や越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう)があり、どちらも早めの服用がポイント。花粉症のシーズンの1カ月前くらいから飲み始めて。

●「二十四節気(にじゅうしせっき)」でいうと今は…

【雨水(うすい)~啓蟄(けいちつ)=2月18日~3月5日ごろ】

雪がとけて、若葉が芽吹く。時折感じる暖かな陽気に誘われて、活動が楽しくなる時期です。早起きして、お日様の下に積極的に出ていきましょう。

【東京ウォーカー/記事提供=レタスクラブ】