ホコリや花粉、舞い上がってませんか!?日々の床掃除、どうせするなら少しの工夫でもっとラクしてきれいに!【床掃除の新常識・前編】
まずはリビングのホコリのたまりやすい場所をチェック!
「ウイルスや花粉、ほこりは、風や人の流れによって移動し、時間がたつと床に落ちます。
人の鼻は下を向いていて床から舞い上がるものを吸い込みやすいため、まずは床の対策をしっかりしましょう!」(松本さん)
ウイルスより重い花粉は風の入り口に落ちやすい!
「花粉は30ミクロンと目に見えない大きさ。
とはいえウイルスよりも重く、風とともに部屋に入ると壁や家具に付着しながらわずか2.4分後には床に落下。
そのため花粉の多くは入り口付近の床にあるんです」
空気中を漂うウイルスは、風下にたまりやすい!
「ウイルスの大きさはわずか0.1ミクロンほどで、空中を常に漂っています。
人の動きとともに移動しやすく、特に風下に集まりやすい傾向が。
床やその周りにあるものは、きれいにしておくと◎」
取りきれなかったほこりはダニなどと一緒に隅にたまる!
「ほこりは100ミクロンあり、ウイルス、花粉より大きいので、たまっている様子が目に見えます。
掃除をしても取り切れないほこりは、ダニの死骸などのアレルゲンを含み、風に押しやられて隅にたまります」
【新常識1】掃除をするときは窓を開けない!
これはNG!▷風に乗って花粉やほこりが舞い上がってしまう!
掃除の前にまず窓をあけたいという気持ちはグッと抑えて。
「床や隅にたまった花粉やほこりを、窓から入る風で舞い上げたり広げたりしないことが大切です。
エアコンも同様に、下向きの風が花粉やほこりを舞い上げるので、掃除中はつけないで」(松本さん)
【新常識2】フローリングはドライタイプのフロアモップで!
これはNG!▷乾いた汚れをぬらすとうまく取れない!
「まず水拭きから!」も花粉対策としてはNG。
「花粉をぬらしてしまうと、拭き取るどころか床に張りつけてしまいます。
フローリングにたまった花粉やほこり、ウイルスを一度に取るならフロア用モップのドライシートが最適。
拭き取り面も広いので、手早くすませられます」(松本さん)
フロア用モップなら、広い面をふきとれる!
どうしても水拭きしたいキッチンは、から拭きのあとに!
油で床がベトベトしがちなキッチンなどでも、花粉を取りたいなら、から拭きから。
「フロア用モップのドライシートで拭いたあとに、ウェットシートを使って拭き上げて」(松本さん)
この記事に共感したら
Information
プラナ代表取締役、日本ヘルスケアクリーニング協会会長。
約30年にわたり、亀田総合病院などの病院清掃に従事。
そのノーハウを医療や介護施設、清掃会社に提供するほか、テレビや雑誌などでも発信中。
著書に『健康になりたければ家の掃除を変えなさい』(扶桑社)などがある。
「おうちレジャー充実号!」休日だから作りたいレシピ/家族でわいわい作ろうレシピ/海外旅行に行ったつもりレシピ/ホテルオークラ元総料理長に習う極上フレンチトースト/美肌をつくるレシピ/絶品ヨーグルトレシピ/これってプレ更年期!?/ごちゃ狭わが家もステキに飾りたい!/現実逃避できるコミック/デリバリー&テイクアウト活用術/100均キャンプ/マスク時代の紫外線対策/1日30秒!立ち筋トレがスゴイ/【とじこみ付録】リピート必至のレシピがずらり!冷凍うどんBook【毎号付録】買い物メモ付き!1カ月分の献立カレンダーBOOK
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。