「女の悩み」にズバリ回答!「女の友情は年を重ねても変わらない!?」
いくつになっても尽きないのが、女の悩みです。一人で抱えていないで、誰かに打ち明けてみませんか。今回は、作家の桜木紫乃さんが皆さんの相談にお答えします。
【お悩み】
仲のよかった女友達との関係がうまくいかなくなってきました。中学生のときからずっと一緒の4人組で、何でも話せる仲です。境遇はばらばらだけど、年老いるまで仲よくできるものと信じていました。ですが最近、ものの考え方やささいな言動など、違和感が目について、みんなで集まるのも昔ほど楽しみでなくなりました。あんなに仲がよかったのに残念な気がします。女友達というのは、年齢を重ねても変わらずにいられるものなのでしょうか?(東京都 アミ 30歳)
【桜木さんの回答】
中学生のときから30歳まで、仲のよかった4人組。老いるまでその仲が続くと思っていたのかぁ……。違和感が目につき始めたのは、もしかしたらアナタもほかの3人も自分の世界を大切にし始めたからじゃないのかなあ。「何でも話せる仲」って、実は結構深い落とし穴だと思うのね。ねえ、本当に何でも話してきた?って訊きたくなるのは私があまのじゃくだからですかねえ。
みんな中学のときより少し大人になって、そりゃ人には言えないことも出てくるわさ。大人って、自分のためだけにうそをつくわけじゃないもん。女友達に限らず、その時々で調節の必要な関係を受け入れるのも、年齢を重ねることのよさじゃないのかな。何でもお互いのことを知っているのならなおさら、一定の距離を保つために、つかず離れずを繰り返してもいいと思うの。
峠を1つ2つ越えたところで、いつかこの時間を「おもしろかった話」に昇華させて、また一緒に楽しみましょうよ。女の一生、まだ先は長いよ!
【東京ウォーカー/記事提供=レタスクラブ】
Information
さくらぎしの/作家。北海道生まれ、在住。子ども2人を育てながら作品を発表。2013年、『ホテルローヤル』で直木賞を受賞。最新刊は『氷の轍』(小学館)。
イラスト(桜木さん似顔絵)=伊藤和人
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