消耗品ストックの「適量」を知ることが、もしものときの「安心」につながる!?

私にとってトイレットペーパーの適量は「多め」です
私自身、シンプルライフ研究会を主宰し、「お気に入りのものしか持たない」と拙書にも書いているので「最低限度の量で暮らしている」と思われがちですが、何でもかんでも減らしているわけではありません。トイレットペーパーはコロナ禍を経て量を見直し、むしろストックを増やしたアイテムです。わが家のトイレットペーパー適正量は1パック8ロール/1か月なので、コロナ禍前は当たり前に毎月1パックを購入していました。宅配で月末に届くように定期購入していたので、いわば放っておけば過不足なく回っていたのでした。しかし今回のコロナ禍で、2020年の2〜3月ごろに「現在注文が殺到していて、予定通りに配送できない可能性もあります」という連絡がくるようになり、「ええっ?そんなことがあるの?」と焦りました。
でもよく考えてみると、コロナ禍に限らず、急な災害で交通網が機能しなくなり、物流が滞る可能性は十分あるわけです。消耗品のなかでもとくにトイレットペーパーは大事です。たとえばもし、ティッシュペーパーやキッチンペーパーがなくなったら、その分はトイレットペーパーで代用できますが、トイレットペーパーがなくなった場合、水洗トイレにティッシュペーパーを流すわけにはいきません(編集部注:「水洗トイレにトイレットペーパー以外の溶けないものを流さないでください」と多くのトイレットペーパーのパッケージにも書かれています)。重要度はティッシュペーパー<トイレットペーパーだなと思いました。
消耗品の中でもトイレットペーパーは防災用の備蓄品、という側面があります。いざというとき、お金より、食料より真っ先に必要になるかもしれません。かといってそもそもわが家には収納スペースがあまりないので、不必要な買いだめをするつもりはもちろんありません。というわけで2ヶ月分あればなんとかなるだろうと計算し、2パック、16ロールをストックしています。
非常時を見越した、適量を見極めることも大事だと思っています。
シンプルライフ研究家 マキ

不要なものは持たない「シンプルライフ」を通して、心に余白をつくる提案をする。雑誌やテレビなどで発信や講演活動も行なう。著書は『なくす家事』(小社刊)はじめ12冊。夫と中学生、小学生の女の子の4人家族。オンラインサロン「シンプルライフ研究会」主宰。
撮影/林ひろし 編集協力/宇野津暢子 デザイン/河村かおり(yd)
文=レタスクラブ編集部
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