まずはリビングの「防災お片付け」からはじめよう!避難するのも備蓄品を使うのもスムーズに
家族が長時間過ごすリビングは、すっきりとさせよう
地震負傷者の3〜5割が、家具類の転倒・落下・移動によるものといわれています(東京消防庁発表)。
家族が長時間過ごすリビングは、すっきりとさせるのがポイント。
A:床にものが散らかっていない?
災害時にはパニックになりがち。
停電で真っ暗な中、移動することもあるので、つまずいてけがをしないように、〝床はすっきり〞が鉄則。
B:ドアの前に割れやすいものはない?
大地震では家具も動きます。
戸を塞ぐリスクのある家具は移動を。
割れる素材やかたい素材の小物は、飛び出さないよう収納するか、素材を変えて。
C:割れる素材の照明を使っていない?
特にソファーやいすの上で頭上にくる場合は要注意。
照明は、天井にじかに取り付けるシーリングライトで、割れない素材のものを選んで。
D:家電にも対策はできている?
テレビやオーディオは台に固定+耐震ジェルマットを。
小型家具も油断せず、転倒防止対策をしっかりしておきましょう。
\すっきりポイント!/「おもちゃは増えやすい!定期的に見直しを」
おもちゃが床に散乱していると、災害時リスクの一つに。
特に子どものものは増えやすいので、不用品をこまめにチェックし、ものを循環させる意識を常に持ちましょう。
プロの実例▷小さくても危険なものを減らしましょう
飾り物は割れないものを。例えば、貼るフォトフレームなら、地震が起きても倒れず安心!
<レタスクラブ’21年9月号より>
イラスト/髙栁浩太郎 編集協力/松崎祐子
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教えてくれたのは▷熊田明美さん/防災士、整理収納アドバイザー、防災備蓄収納マスタープランナー
NiceLife 代表。個人向けに防災アドバイス、整理収納サービスを行なうほか、各メディアでの取材対応やオンライン講座など幅広く活躍中。
NiceLife 代表。個人向けに防災アドバイス、整理収納サービスを行なうほか、各メディアでの取材対応やオンライン講座など幅広く活躍中。
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